ダイソー|初心者におすすめの100均の多肉植物
①エケベリア
1つ目は、「エケベリア」です。バラの花のようなロゼット状に育つことが特徴で、多肉植物の中でも育てやすく、愛好家が多いタイプです。花などと同じように、多肉植物にも複数の品種が存在します。中でも「エケベリア」は品種が豊富で、ベンバディス・チワワエンシス・桃太郎など、数え切れないほどの種類があります。
100均の多肉植物を購入する場合は、記載されている名前に注意してくださいね。「エケベリア属」などの属名が記されていたり、「チワワエンシス」といった品種名で販売されていることもあります。
②カランコエ
2つ目は、「カランコエ」です。カランコエは、品種によって見た目がかなり異なります。短いふわふわの毛で覆われた葉のものもあれば、毛のないギザギザとしたもの、丸く艶のあるものなど様々です。特におすすめなのは、「胡蝶の舞錦」という品種です。ギザギザの葉と、ほんのり色づいた縁取りが可愛いですよ。
③クラッスラ
3つ目は、「クラッスラ」です。クラッスラ属の多肉植物も、かなりバリエーションが豊富ですよ。おすすめは、葉っぱを縦に積み重ねながら育っていく、「星の王子」というタイプになります。星の王子はクラッスラ属を代表する人気種で、乾燥にとても強いという特徴があります。
④セダム
4つ目は、「セダム」です。セダムは、日本だけでも30種類以上の品種があると言われていて、見た目もかなり異なります。細かい葉が密集したタイプのものもあれば、丸い粒が集まったような形状のものもあります。おすすめは、コロンとしたフォルムと、ほんのりとした季節斑が可愛い「オーロラ」です。
⑤コノフィツム
5つ目は、特徴的な形状の「コノフィツム」です。基本的に、動物の蹄やハートのような形をしている多肉植物になります。また、脱皮して大きくなるタイプなので、夏の休眠期間は茶色い石のようになることがありますよ。冬がやってくれば、脱皮してみずみずしい姿に戻ります。
⑥サボテン
6つ目は、トゲトゲが魅力的な「サボテン」です。もちろんサボテンにも、色々な品種があります。おすすめは、王冠のような形が素敵な「マグニフィクス」というタイプです。上手に育てると、鮮やかな花も咲かせてくれるので、楽しみにしてくださいね。
セリア|初心者におすすめの100均の多肉植物
①セレウスサボテン
1つ目は、「セレウスサボテン」です。細長い枝がいくつも成長していく点が、魅力的なサボテンですよ。太く大きく育つ品種もありますが、100均で販売されているものは、基本的に小ぶりなタイプになります。大切に育てて、枝が増えていく様子を楽しみましょう。
②ラブハート
2つ目は、「ラブハート」になります。正式名称は「ホヤ」ですが、葉がきれいなハート型をしていることから、「ラブハート」という異名が有名になりました。成長すると、たくさんのハート型の葉を持つ木になりますよ。女性からの人気が高い、多肉植物の一つです。
③コチレドン
3つ目は、「コチレドン」です。ふっくらとした形状の葉が、とても可愛いことで有名ですよ。特に、熊の手のような形の「熊童子」がおすすめです。もふもふの毛や、爪までもついていて、見ているだけでも癒やされてしまいます。
キャンドゥ|初心者におすすめの100均の多肉植物
①ハオルチア
1つ目は、「ハオルチア」です。みずみずしく透明感のある葉が特徴で、多肉植物としては珍しく、直射日光を苦手とするタイプです。バリエーション豊富な多肉植物の中でも、非常に高い人気を誇ります。品種も幅広く、葉の先端が尖ったものから、丸みのあるものまで様々です。
②アナカンプセロス
2つ目は、「アナカンプセロス」です。肉厚の葉が可愛い多肉植物で、全体的にピンク色の季節斑が入る、桜吹雪という種類が人気です。多肉植物を育てて、色の変化を楽しみたい方におすすめですよ。春にピンク色の染まりそうなイメージですが、実際には、秋から冬にかけて変化が表れます。
③グリーンネックレス
3つ目は、「グリーンネックレス」です。セネキオ属に分類されるものですが、ネックレスのように垂れ下がる形状から、「グリーンネックレス」の名前の方が有名になっています。丸い粒状や半月型、イルカ型などの葉のバリエーションがありますよ。グリーンネックレスは、インテリアとしても人気を集めています。
④ウチワサボテン
4つ目は、「ウチワサボテン」です。平べったい、うちわ型の茎が連なっていくことが特徴のタイプですよ。とても生命力が強いタイプで、育てやすいと評判です。成長すると、2mほどにもなります。大きく育てたい場合は、鉢植えから地面に植え替えて育てていきましょう。
⑤トルカ
5つ目は、「トルカ」です。サボテンの一種で、比較的トゲが目立たたないタイプになります。突起が多い形状も、特徴的で可愛いですよ。トゲトゲしないサボテンを育ててみたい人は、100均キャンドゥの店舗でトルカを探してみましょう。
初心者が押さえておきたい100均の多肉植物の育て方は?
ここまで、100均で購入できる多肉植物のおすすめをご紹介してきました。好みの多肉植物を購入したら、育て方のポイントも知っておきたいですね。初心者が押さえておきたいポイントを、まとめてみました。
①健康な苗を選ぶ
100均の多肉植物を育てるときは、健康な苗を選ぶことから始めましょう。元気のないものよりも、健康なものの方が育てやすいのは当然ですね。以下のようなポイントをチェックして、育てやすい多肉植物を購入するようにしましょう。
健康な苗の選び方
- 入荷したばかりで、姿形が整っているものを選びましょう。
- 色味が生き生きとしているものを選びましょう。
- 鉢から大きくはみ出すほど育っているものは避けましょう。
- 根本近くの葉が、枯れたり腐ったりしているものも避けましょう。
- 土が苔むしたようになっているものも、避けたほうが無難です。
②日当たりの良い場所で育てる
多肉植物は、基本的に日当たりの良い所で育てるようにしましょう。ハオルチアのように直射日光を苦手とする一部の種類以外は、日光が当たる、風通しの良い場所に置いておくことがポイントになります。日当たりが悪いと、ひょろひょろと元気がない育ち方になってしまうので注意してくださいね。
ただし、真夏の炎天下で直射日光に当たる場所だけはNGです。葉焼けの原因になる可能性があるので、夏は軒下や木陰になる場所で育てると良いでしょう。ベランダで育てる場合は、遮光グッズを活用してくださいね。
③土が乾いたら水やりを
多肉植物の水やりは、土の乾き具合を目安に行います。常に土が湿っている状態というのは、多肉植物にとって、あまり望ましい環境ではありません。少ない水で育つ植物なので、やりすぎると逆に元気がなくなってしまう可能性があります。
水やりは、土がカラカラに乾いた頃を見計らって行いましょう。プランターの底穴から水が出てくるぐらい、たっぷりと与えることがポイントです。2週間に1度ほどを目安にして、土の乾き具合をチェックしながら水やりをしてください。
④成長したら植え替えを
大切に育てた多肉植物が成長したら、植え替えも必要になってきます。成長して伸びた根が、プランターの中でギュウギュウになってしまうためです。また、土も古くなり、固くなってしまいます。放置しておくと根腐れの原因になるので、1~2年に1度は植え替えるようにしてくださいね。
ちなみに、植え替えに適した時期は、多肉植物の種類によって異なってきます。種類別の植え替え時期は、こちらの記事でチェックできるので、ぜひ目を通してみてください。