独身証明書はこうやって取得する

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役所を訪れる場合の必要書類、手数料

独身証明書の基本的な取得方法は以下のとおりです。

取得先: 本籍地の市区町村(市民サービスコーナー、住民課など)
必要書類: 独身証明書交付願・交付請求書など(窓口備え付けやホームページからダウンロード、もしくは婚活サービス発行のものを利用)
本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど写真付きのもの)
手数料: 1通200円~350円程度

交付請求書には、発行理由の記入欄が設けられている場合もあります。発行理由の記載を恥ずかしがる人がいますが、独身証明書は婚活での必要性からできた書類。恥ずかしがらずに「婚活サービス利用のため」と書きましょう。

役所で取得する場合の待ち時間と代理人発行

役所を訪れて取得する場合の所要時間は、窓口の混み具合によります。平日に訪れることが難しい場合は、休日の開庁日がないかを調べてみましょう。

また、独身証明書の取得は本人による申請が原則。委任状があっても代理人による申請を受け付けていない自治体もあるため、代理による取得は事前確認が必要です。

独身証明書の郵送請求で書留が利用できることも

本籍地以外の場所に住んでいるなど役所に行くのが難しい場合は、郵送で請求できます。郵送の場合も、代理人請求はできない自治体もあります。郵送の請求に必要なものは次のとおりです。

  1. 独身証明書交付願・交付請求書など
  2. 本人確認書類の写し
  3. 手数料(定額小為替、現金書留など。自治体により異なる)
  4. 返信用封筒(住所・氏名を表書き、切手貼付) 確実に自分で受け取りたいなら、簡易書留を利用しましょう。書留は手渡しで受け取れるほか、配達記録も残るサービス。利用する場合は、返信用封筒に「簡易書留」と朱書し、書留料金分の切手をプラスして貼ります。

    コンビニでこっそり発行することはできない

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市区町村が発行する証明書の「コンビニ交付サービス」は、独身証明書には対応していません。ですが、戸籍謄本・抄本は、コンビニエンスストアで取得できます。

ただし、発行にはマイナンバーカードとカード交付時に設定した暗証番号が必要。マイナンバーカード(顔写真付きのカード)は、役所から郵送されてきた通知カードとは別のものです。また、コンビニ発行に対応している自治体も限られていますので注意しましょう。

将来の結婚相手と信頼関係を築くために取得しよう

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アラフォーの婚活は、早めに結婚を決めたいと考えている人が多いもの。独身証明書の有無は、真面目に結婚を考えられる相手かどうか、信頼できるサービスかどうかを判断する、1次フィルターのようなものです。相手だけではなく、お互いにとって信頼のできる出会いにするためにも、提出するかしないかは慎重に考えたいですね。

文・菊池とおこ

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