結婚相談所や婚活サイトへの登録方法を調べると、「独身証明書」という聞き慣れない書類が登場します。読んで字のごとく、独身を証明する書類ですが、取得するのは気恥ずかしいですよね。「どうしても必要?」「こっそり取得できないの?」そんな疑問にお答えします。

婚活と独身証明書は切っても切れないもの

(写真=PIXTA)

婚活の信頼性を保つには独身証明書が必要

独身証明書は、その人が現在独身であることを証明する公的な書類です。婚活サービスはメンバーが独身であることが大前提。そのため、独身証明書の提出を求めるのです。

独身証明書の提出が任意でも提出しよう

婚活サービスによっては、独身証明書の提出が任意の場合があります。その場合は、プロフィールなどに独身証明書提出の有無が表示されることが多いです。

「任意なんだったら、未提出で済まそうかな?」と思ったかもしれませんが、それはおすすめしません。

独身証明書が未提出ということは、その人が本当に独身かどうか分からないということ。既婚者の可能性がある相手とは安心して婚活できませんよね。自身の証明のためにも、信頼性の高いサービスを選ぶためにも、独身証明書は提出しておきましょう。

婚活サービスにはこんな既婚者が紛れている

筆者は、婚活サービスで出会った人と結婚し、離婚しています。実はこの元夫、私との婚活中に既婚者だった可能性が高いのです。というのも、彼の戸籍謄本に書かれていた1度目の離婚成立日は、私と初めて会った日よりも後だったのです。さらに、私との離婚が成立する前から婚活を再開しています。

幸い、私のケースは重婚も不倫も起きませんでしたが、独身証明書未提出の婚活者の誠実さについては疑問符が浮かびます。

婚活サービスによっては戸籍謄本で代用できることも

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独身を証明できる書類には、「戸籍謄本」「戸籍抄本」もあります。婚活サービスによっては、これらで代用することも可能です。

ただし、戸籍には現在の結婚の有無だけが記載されるわけではありません。出生地や親子関係、過去の婚姻・離婚歴も記載されます。筆者も戸籍謄本から、元夫の離婚日を知りました。

そもそも独身証明書は、婚活サービス利用者のプライバシー保護のために発行されているものです。戸籍謄本より独身証明書の利用がベターでしょう。