2020年7月にマンガ好きなら誰もが憧れる聖地、「トキワ荘マンガミュージアム」がオープンしました。当時の空気感はそのままに、マンガ界のレジェンド達が青春時代を過ごしたという、伝説のアパートを完全再現しています。今回はそんな「トキワ荘マンガミュージアム」と、一緒に行くべき周辺のおすすめスポットをご紹介いたします。

「トキワ荘」とは?

写真:kaaaaana

昭和を代表するマンガの神様・手塚治虫や、『おそ松くん』の作者・赤塚不二夫、『仮面ライダー』の作者・石ノ森章太郎など、そうそうたる面々が青春時代を過ごしたという伝説の木造アパート。老朽化の為、昭和57年に取り壊しが行われましたが、2020年7月に当時アパートがあった場所のすぐ近くにある南長崎花咲公園内に、当時の姿を実物大で再現した「トキワ荘マンガミュージアム」が開園しました。

当時の様子を忠実に再現した「トキワ荘マンガミュージアム」

写真:kaaaaana

トキワ荘マンガミュージアムの中は、まるで昭和の空気が流れています。トキワ荘は2階建の木造アパートで、共同の炊事場とトイレがあり、お風呂は無し。四畳半と押し入れのみの部屋が10部屋ありました。見学できるのは2階のお部屋ですが、階段を上がるときに「キュッキュッ」と音がします。この音も当時を再現しているというから驚きです。

リアルすぎてちょっとびっくり共同トイレ

写真:kaaaaana

 

共同トイレは、この見事なまでのエイジング(汚れ)加工にビックリします。今にも匂いがしてきそうですが、もちろんそんな事は全くないのでご安心を。マンガ家達が過ごした時代は、汲み取り式のトイレだったようでその匂いは凄まじく、目が痛くなるほどの悪臭だったそうです。

昭和感漂う炊事場

写真:kaaaaana

若き漫画家達の暮らしぶりがよくわかる炊事場です。使い古された鍋やタオルなど、生活感にあふれていますね。このアパートには風呂場がないので、夏の深夜に赤塚不二夫先生と石ノ森章太郎先生が奥の流し台に寝転んで一緒に水浴びをした、というのは有名なエピソードです。

写真:kaaaaana

おわんや、ジュースの空びん、カビの生えたパンなど、雑多な雰囲気の中にラーメンスープが残った鉢があります。これは、藤子不二雄A先生の『まんが道』に出てくる近所のラーメン屋「松葉」のもの。奇跡的に残っていた当時のラーメン鉢を、実際のお店から提供してもらったんだそうです。

トキワ荘のアニキ的存在寺田ヒロオ先生の部屋

写真:kaaaaana

トキワ荘の住人から「テラさん」と慕われた、寺田ヒロオ先生のお部屋を再現した部屋。この部屋は、みんなの溜まり場になっていたようで、ジュースの空き瓶や飲みかけのお酒が常にあったそうです。寺田ヒロオ先生は、お金に困ったトキワ荘メンバーを常に気にかけるなどしており、本当に優しい性格だったそうです。

写真:kaaaaana

トキワ荘の紅一点!水野英子先生の部屋

写真:kaaaaana

トキワ荘の歴史の中でも唯一の女性の入居者、水野英子先生のお部屋を再現しています。かなり荷物も少なく、シンプルなお部屋ですね。というのも当初は3ヶ月のみの予定だったのですが、トキワ荘があまりにも楽しすぎたので結局7ヶ月ほど住んでしまったいそうです。トキワ荘の男性陣にも劣らない、パワフルで元気な女性だったそうですよ。

その他見所たくさん

写真:kaaaaana
写真:kaaaaana

レジェンド達の暮らしたアパートは、見どころ盛りだくさんです。この他は、実際に行ってご自身の目で確認してみてくださいね。