40代に入ると、老後のことが心配になってくるものですが、金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]平成29年調査結果」によると、40代単身者の45.9%が「貯蓄がない」と答えています。
年収が低くて貯金ができない、という人もいますが、貯金ができるかできないかは、年収よりもむしろお金の管理ができているかどうかで決まるものです。今回は年収が350万円の人を例に、貯金ができるテクニックをご紹介します。
まずは貯金できる限界を知ろう

年収350万円というと、手取り金額はおおよそ280万円程度になるので、ボーナスがない場合、毎月使える金額は約23万円になります。
このぐらいの収入の方では、家賃をいかに低く抑えるか、が最大のポイントです。逆にいえば、家賃によって、最大どれぐらい貯金できるのかがわかります。
1年で100万円貯めようとすると、1ヵ月あたり8万円貯金する計算ですので、生活費は23万円-8万円で15万円。月15万円で生活するなら、家賃は5万円前後に抑えたいところです。
月5万円だと、都会では交通の便がいい場所や、駅から近い場所は難しいかもしれません。その一方で、学生が多いエリアや坂道が多い場所などの条件なら、うまく家賃を抑えられることもあります。
お金の面で考えると、実家からの通勤や、何人かで集まるシェアハウスの利用なども候補に入れてみましょう。
どうしても家賃が高い場合は、無理をせずに貯金の目標を下げましょう。家賃が7万円なら年間60万円、家賃が10万円なら20万円が貯金できる限界の目安になります。
かといって、食費を削って病気になったり、光熱費を削って熱中症になったりしては、元も子もありません。自分の健康をおろそかにしないよう、無理のない範囲で取り組みましょう。
固定費の削減がカギ

1ヵ月に貯金する目標金額が決まったら、それに向けて何を削ることができるのかを考えていきましょう。このとき、毎月必ず出て行く「固定費」から見直すのがポイントです。
最初に見直したいのが、スマートフォンやインターネットプロバイダー料などの通信費。
スマホ代に1万円近くかかる人は、格安スマホや格安SIMなどの利用を検討しましょう。プロバイダー料金はセット割引が使えないかチェックしたり、ポケットWi-Fiなどを利用したりすれば、スマホの料金と併せて節約できます。
そのほか、生命保険料や新聞・雑誌の購読料、習い事の月会費なども、安くしたり他のもので代用できたりしないかを調べてみましょう。
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