3. 江之浦測候所
かつて蜜柑畑だった場所に、現代美術作家・杉本博司が構想・設計を手がけた「江之浦測候所」があります。美術品鑑賞のためのギャラリー棟、石舞台、光学硝子舞台、茶室、庭園、門、待合棟などから構成されていて、古代から近代までのは継承が困難になりつつある伝統工法を取り入れられているのが特徴。まるでタイムスリップしているかのような感覚が体験できる、穴場の屋外美術館となっています。
中でも見どころは、野外の舞台となっている「光学硝子舞台」。清水寺の舞台にも使われている技術である檜の懸け造りの上に、光学ガラスが敷き詰められている作品です。背後には相模湾の海原が広がっていて、舞台が海に浮いているかのような絶景が楽しめますよ。
見学は日時指定の予約・入れ替え制となっており、見学日の2日前までに予約が必要です(チケットの決済方法によっては3日前の場合もあり)。公式サイトをよく確認し、予約をしてから訪れるようにしましょう。
4.小田原城歴史見聞館/NINJA館
小田原城に隣接する「小田原城歴史見聞館」。北条氏に仕えた風魔忍者にスポットを当てており、8つの忍術が体験できる体験ゾーンと、敵の忍者に戦いを挑む実践ゾーンがある、穴場の観光スポットとなっている体験型施設です。
忍術の中には、体験ゾーンにあるからくり屋敷からヒントを得て習得できるものも。大人も思わず没頭してしまう楽しさです。
5. 根府川駅
相模湾を一望できる小田原市の高台にあり、穴場の絶景スポットとして知られるJR東海道本線・根府川駅。駅前に降り立つと、青い空と海にぴったりな緑色の駅舎が出迎えてくれ、どこか懐かしさと温かさが感じられます。1896年開業で、当初は今よりも標高の高い場所にありましたが、1923 年関東大震災の影響を受け、現在の場所に移築されました。
駅の改札口からは海を望むことができ、さらに南国風な植物も咲き、抜群のロケーション。フォトスポットにもピッタリです。まるで美しい絵画のような景色を堪能できます。