津軽エリア1泊2日のルートと立寄りスポット8選

1日目 : 新青森駅 - 立佞武多の館 – 太宰治記念館「斜陽館」 - 赤い屋根の喫茶店「駅舎」 - 高山稲荷神社 – 鶴の舞橋 宿泊
2日目 : 鶴の舞橋 –  盛美園 - 中町こみせ通り - 松の湯交流館 - 青森ベイエリア

【1】立佞武多の館

高さ20mを超える巨大な立佞武多が常設展示されています。その大きさに圧倒されること間違いなしです。製作所では巨大なねぷたの製作風景を見学できたり、金魚ねぷたなどの製作体験もできます。

青森県観光情報サイト

最上階の展望レストランでは、岩木山や津軽平野の景色を眺めながら、地元グルメを楽しむこともできます。特にしじみラーメンが人気です。

【2】太宰治記念館「斜陽館」

『人間失格』や『走れメロス』などの作品で知られる文豪・太宰治の生家は、明治の近代和風建築を代表する建造物で、贅を尽くした建物から当時の栄華がしのばれます。

【3】赤い屋根の喫茶店「駅舎」

旧芦野公園駅舎を利用した喫茶店で、太宰治がこよなく愛した公園の中にあります。この周辺では当時から馬肉を食べる習慣があったそうで馬肉を使ったメニューも残されています。

こちらの駅舎で頂けるのが、太宰が好きだったコーヒーと「馬まん」と言う名の馬肉を使用した中華まんじゅう。醤油味とみそ味があり、癖もなく美味しくいただけます。

【4】高山稲荷神社

五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様として古くから市民の信仰を集めていた稲荷神社です。日本庭園の池の間を縫うように朱色の鳥居が立ち並ぶ光景は、まるで竜のようだと人気です。

【5】鶴の舞橋

全長300mと日本一長い木造三連太鼓橋です。岩木山を背景に鶴が空に舞う姿に見えると言われる通り、早朝や夕暮れ時の橋の美しさは格別です。また、「長い木の橋(ながいきのはし)」から、橋を渡ると長生きができるとも言われています。

【6】盛美園

面積3,600坪という広大な敷地に、池を中心として築山、平庭など立派で見ごたえのある日本庭園が広がっています。その庭を見渡すように建つのが、和洋折衷洋式の建物・盛美館で室内の装飾も凝った造作になっています。ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』の舞台モデルになっています。

【7】中町こみせ通り

藩政時代に黒石藩の城下町として発展し栄えました。冬の豪雪から人を守るため「こみせ」と呼ばれる木製のアーケードが作られ今に残ります。昭和62年に「日本の道百選」に指定されました。

【8】松の湯交流館

樹齢約350年にもなる立派な松の木が屋根を突き抜けている姿が印象的な元銭湯で、現在は観光案内所と地域の人々の交流の場になっています。当時使われていた浴槽や番台など元銭湯の意匠がそのまま残っており、当時のおもかげを連想させます。

松の湯交流館では、ちょっとしたお土産も扱っています。ぜひ召し上がっていただきたいのが、「きみだけアイス」と、いう名のカップアイス。青森の名産とうもろこしの「嶽きみ」を使用したアイスクリームで、コーンスープを飲んでいるかのようなアイスです。