◆登山リュックが宙を舞った!
結局3駅、4駅と進んでも座席はあきませんでした。その間も女性は周りの人をキョロキョロ確認したり、ジロジロと睨みつけたりして落ち着かない様子。
そしてついに5駅目に停車する間際に、女性の2つ隣の座席が空きます。
「いや、あの時は驚きましたよ。2つ隣の席が空いた途端、女性は登山リュックを空いた座席に向かって投げたんです! すぐ隣にも奥にも座っている人がいたので、女性が投げたリュックが身体にぶつかっていました。前に立っていた私にもリュックの紐が少し当たりましたよ」
登山リュックは、頭の部分からお尻当たりまで長さもあるかなり大きいサイズ。リュックには、紐やバックルのパーツも付いていたそうです。
「疲れているのは分かるし、私たちより高齢の方は疲れやすく身体に痛いところがあるのかもしれないし、快く席を譲らなければいけないとは思います。でも、あんな風に周りに迷惑をかけるのはマナー違反ではないでしょうか?」