ポーランドでは「通販ショップを装ったDV相談窓口」も

 例にもれずコロナ禍でDV相談が増加しているポーランドでは最近、18歳の女性が化粧品の通販サイトを装ったDV相談サイトを開設して話題(*3)となっています。

「助けて!」DV被害を無言で知らせる手指サイン。加害者がそばにいても使えると話題
(画像=『女子SPA!』より引用)

生活必需品の化粧品を注文したり、商品情報の問い合わせをするふりをしながらDV相談や必要に応じて警察への通報ができる仕組みで、これまでに350人の女性をサポートしてきたそう(*4)。

 考案のきっかけとなったのが、昨年のロックダウン中にフランスで推奨されていた取り組みです。それは、薬局の窓口で「19番のマスクを下さい」と言うとDV被害を受けていることを伝えられる(*5)というもの。

 考案した女性は、直接的な言葉を使わずにDV被害者が状況を伝えられるような「暗号」が必要だと感じていたそう。若年層のユーザー率が高いのがサイトの特徴とのことです。