22年の19人のエイズ患者の男女別では、男性が19人、女性はゼロだった。13年以降の状況でも、女性は多くても2人にとどまっており、エイズ患者のほとんどは男性となっている。(グラフ3)

沖縄県で「いきなりエイズ」割合増加、県が積極的な検査を呼びかけの画像4

 22年の男性患者の年代別では、30代、40代が多いが、21年と22年の比較では40代が大幅に減少しており、20代から50代までほぼ横並びで患者が発生している。(グラフ4)

沖縄県で「いきなりエイズ」割合増加、県が積極的な検査を呼びかけの画像5

 22年の男性の感染経路では性的接触が89%を占めており、このうち95%がにほんじん、5%が外国人となっている。

 沖縄県では、「いきなりエイズ」が増加したことについて、新型コロナウイルス関連の業務で県内の各保健所がHIV検査を休止したことが背景にあると分析しており、6月から各保健所のHIV即日検査の日程を増やし、夜間・休日にも拡充して実施している。