沖縄県の22年のHIV感染者を含むエイズ患者の発生人数は19人で、21年よりも7人減少しており、14年の33人と比べても多いわけではない。全国でも、13年には1586人の報告があったが、22年には892人にまで減少している。ただ、沖縄県の人口10万人あたりのエイズ患者報告数は、全国で最も多くなっている。(グラフ1)
問題となっているHIV感染者に占めるエイズ患者の割合では、22年にエイズ患者が52.6%にのぼり、02年以来20年ぶりに50%を超えた。21年には38%だったので、急激にエイズ患者の割合が増加している。22年のエイズ患者の割合全国平均は約30%なので、沖縄県は非常に高いことがわかる。(グラフ2)
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