ビルの17階〜24階に展開するくつろぎ空間

福岡大名ガーデンシティを象徴するビルの上層部が客室になっているので、1階のエントランスから直通エレベーターで上がった17階がフロントになっています。

建物に一歩み足を踏み入れた瞬間から『和』を感じさせる設えが出迎えてくれます。自然素材を使って仕上げられた直線的な壁面や飾られている創作物は、シンプルでありながら美しい日本の伝統美が感じられる空間になっていて、厳かな雰囲気がしました。

レモン果汁を加えると紫色に変化するバタフライピーティー

高層階なので、どこからでも博多の街が一望できます。ロビーではウエルカムドリンクのサービスがありました。

ロビーやカフェなどの至る所に福岡の伝統工芸を使った設えがあったり、調度品が飾られていて、まるで館内全体が美術館のような印象です。

客室は広くてとにかく見晴らしがいい!

19階〜23階まで客室は全部で167室あり、そのうち20室はスイートルーム。ツインやダブル、キングといったスタンダードな部屋は全147室で、スカイビューは遠くに脊振山系を見渡す天神の街が一望でき、他に大濠公園を望むパークビュー、博多湾を望むベイビューとどの部屋も抜群の眺望が自慢です。

あいにくの天気でしたが、大濠公園が一望できました

50㎡の広々とした空間はラグジュアリーという形容詞がまさにぴったりで思わず「オシャレ〜!」と声をあげてしまいます。

そして、隅々まで行き届いたホスピタリティーに感動の嵐!

言葉で伝えるより写真の方が一目瞭然なので、できるだけたくさん写真を掲載しておくことにします。

部屋の中央にはスケルトンのバスルームが設置されていて、全てにおいて高級感を醸し出していますが、ガラス張りで丸見えじゃない⁈と思われたあなた、安心してください。隠せます^_^

一見なんだろう?と思って開けてみたらミニバーでしたが、そのラインナップは半端じゃありません。さすが福岡だけあって『めんべい』も入っていましたが、ちょっと高級な感じでした。一般庶民は怖いので見るだけで終了(笑)

部屋着やアメニティも洗練されていて、滞在することがステイタスだと痛感できます。

サスティナビリティにも配慮

経済的に余裕があれば2泊以上したい快適さ

調べてみると普通に宿泊した場合、1泊10万円以上するみたいなのでセレブじゃなければ気軽には利用できないと思いますが、何かの記念日とか特別な機会にぜひお勧めしたいホテルです。

館内全体の空気感やスタッフの雰囲気もとても良く、世界でもトップクラスの評価を得ているのが体感できました。

食事に関してですが、実は本来の目的が屋台に行くことだったため、ホテルのレストランは利用しませんでしたが、天神という立地なのでむしろ街中で楽しんだ方がいいのではないかと思いました。

(取材日:2023年2月29日)