映画『ロミオとジュリエット』映画『ロミオとジュリエット』

1968年に公開された映画版『ロミオとジュリエット』にて、主人公のロミオ役とジュリエット役を演じたレナード・ホワイティングオリヴィア・ハッセーが、映画に盛り込まれたヌードシーンに関し児童虐待でパラマウント・ピクチャーズを起訴した。

『ロミオとジュリエット』(1968年)は、ウィリアム・シェイクスピアの有名な戯曲を映画化したもので、フランコ・ゼフィレッリが脚色・監督、イギリス出身のレナード・ホワイティングとオリヴィア・ハッセーが主演した。従来の映画化(1936年版など)と比較して、より登場人物の実年齢に近づけたキャスティングが行われ、イタリアでロケーションが行われている。当時16歳のハッセーがヌードシーンを演じていることも大いに話題となった。

今回レナードとオリヴィアは、起訴内容の中で「フランコ・ゼフィレッリ監督は撮影前、当時15歳と16歳であった主演の2人に対し『映画にはヌードシーンはない』と断言した。しかし撮影の最終日になり監督が『ヌードにならなければ映画が失敗する』などといい、2人にヌードを披露するよう説得した」と主張した。

レナードとオリヴィアのマネージャーはVariety誌に対し「言われたことと実際に行われたことは異なっていた」と話し、「2人はフランコ監督を信頼していた。16歳の時、俳優として監督を信頼し彼の指導に従った。16歳という若さでほかに選択肢はないでしょう?当時、『#MeeToo』運動などもなかった」と、55年前の状況を語っている。

オリヴィアとレナードは、映画が公開されてから被った精神的苦痛と精神的苦痛に対して「5億ドルを超えると思われる」損害賠償を求めている。彼らはそのせいで仕事の機会を失ったと主張している。

2人の弁護士は「未成年のヌードは違法であり、公開されるべきではない。彼らは60年代の非常に若くピュアな子供たちで、これから何が彼らをおそってくるかなど、まったく理解していなかった。突然彼らは予想もしなかったレベルで有名になり、どう対処していいかわからないような形で人権の侵害をうけたのです」と述べている。