9.岩手銀行赤レンガ館(岩手)

photo by doryさん

明治44年(1911年)に盛岡銀行の本店として完成し、のちの岩手銀行である岩手殖産銀行が昭和11年(1936年)に譲り受け、本店として利用。平成24年(2012年)まで銀行として使用されてきたのち、約3年半の保存修理工事を経て、平成28年(2016年)7月に「岩手銀行赤レンガ館」として一般公開されることになりました。

館内は無料の「岩手銀行ゾーン」と有料の「盛岡銀行ゾーン」に分かれており、盛岡銀行ゾーンではバーチャルリアリティー映像を用いて建物の歴史や構造などを詳しく紹介しています。

10.七日町通り(福島)

JR七日町駅から中心である大町四つ角へとつづく約750mの通りで、毎月7の日に市が立ったことから「七日町通り」と名付けられました。道の両側には歴史的建造物が並び、大正ロマン漂うレトロな雰囲気は、通りをぶらぶら歩くだけでも心踊ります。

11.旧門司税関(福岡)

1912年に建てられ、明治から昭和初期まで税関として使われていた建物。赤レンガの壁に瓦屋根という典型的な和洋折衷の様式で、近代化産業遺産にも指定されています。中は洋館のような雰囲気で、レンガと木造の組み合わせがオシャレ!税関に関する当時の資料を見ることができるほか、上の階は展望スペースになっていて、関門海峡の風景を眺めることができます。

12.舞鶴赤れんがパーク(京都)

旧舞鶴海軍の軍需品等を保管するため、明治・大正にかけて建設された12棟のれんが造りの倉庫群。12棟の倉庫のうち、8棟の建物は国の重要文化財に指定されており、2015年に公開された『日本のいちばん長い日』の映画のロケ地にも使用されました。

現在は複合施設を備えた観光スポットとして整備されており、赤れんが博物館や舞鶴市政記念館といった施設のほか、コンサートなどのイベントも開催されています。