【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング19選の内容は?

ドキドキ感や謎解きの楽しみを堪能する

サスペンス映画は人気の高い映画のジャンルです。そのドキドキ感や結末まで目が離せない内容の映画は自分もまるで映画の中に入り込んでしまうでしょう。ぜひ謎解きを楽しんでサスペンス映画を楽しんでください。

怖さだけではない人間ドラマを楽しむ

サスペンス映画は恐怖を味わうだけの映画ではありません。その背景の人間ドラマが主流であり、奥深い心理が交錯しているミステリー作品であると言えます。登場人物の心理を探りながら見るだけでも楽しめるのがサスペンス映画でしょう。

結末が分かっていても何度も観てしまう名作

サスペンス映画は名作であればあるほどリバイバルされ生まれ変わります。新しい時代にあった作品へと生まれ変わるものもあれば最初の作品の面影を完全に復元した作品もあります。また結末がすでに分かっていつつも観始めるとやはり映画の世界観へ引き込まれていくでしょう。

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【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング19位~17位!

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング19位「冷たい熱帯魚」

おすすめサスペンス・ミステリー映画ランキング邦画編第19位は「冷たい熱帯魚」です。1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとした作品です。第35回日本アカデミー賞で村田幸雄役のでんでんさんが最優秀助演男優賞を受賞され、その見事な悪役ぶりは圧倒されました。

主人公の社本信行(吹越満)小さな熱帯魚店を営み静かに暮らしていました。死別した前妻の娘と現在の妻の折り合いが悪く板挟みの社本はある日娘がスーパーでの万引きをしで窮地に陥ります。そこを救ったのが村田(でんでん)で交流が始まりますが実は村田の極悪非道のビジネスによって社本は引き返せなくなり・・・。

本作はR18+指定になっておりその過激さや残虐さは観ているのが辛くなるほどですがその暗黒の人間模様に引き込まれます。主人公の社本の狂気に満ちていく様子とそれを操る村田の恐ろしさは鬼気迫るものがあり、人間の闇を見事に映し出した作品です

冷たい熱帯魚

メインキャスト 吹越満/でんでん
キャスト 黒沢あすか/神楽坂恵
上映時間 146分
公開 2010年
ジャンル ホラー/サスペンス
監督 園子温

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング18位「さまよう刃」

おすすめサスペンス・ミステリー映画ランキング邦画編第18位は「さまよう刃」です。第19回日本映画批評家大賞において主演の寺尾聡さんが主演男優賞を受賞しています。

主人公長峰重樹(寺尾聡)は妻を癌で失い一人娘である絵摩(伊東遥)との関わり方で悩んでいた。そんなある日絵摩が少年グループに連れ去られ輪姦の果てに死亡し発見される。長峰の犯人への復讐を図る姿を通して正義とは何か、そして少年犯罪に立ちはだかる法へ疑問を投げかける父親の孤独な戦いが始まる。

男親と娘の在り方、また決して現実の社会でも実際に起こりうる少年犯罪が今なお法に守られ正義と法との間の心の葛藤が見事に再現された映画です。長峰役の寺尾聡さんの孤独な復讐の鬼と化す姿は心を打たれます。

さまよう刃

メインキャスト 寺尾聡
キャスト 竹野内豊/伊藤四朗/酒井美紀/伊東遥
上映時間 112分
公開 2009年
ジャンル サスペンス
監督 益子昌一

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング17位「ユリゴコロ」

おすすめサスペンス・ミステリー映画ランキング邦画編第17位は「ユリゴコロ」です。沼田まほかるさんの原作は本屋大賞ノミネートやこのミステリーがすごい!国内部門第5位にランクインするなど各ミステリー誌で絶賛され話題になりました。

順風満帆に生きていけるはずだった亮介(松坂桃李)は婚約者の千絵の失踪に始まり、父の末期がんの判明や母が交通事故での不審死を遂げどんどん生活が激変していきます。そんなとき余命わずかの父の書斎の押し入れを何気なく覗くとひっそりと仕舞われていた4冊のノート「ユリゴコロ」を見つ秘密に迫っていくが・・・。

恐ろしいノートの内容を読みすすめることで恐怖と困惑が交互に感じられますが、観終わった時は決してそこには憎悪はなく愛情すら感じる内容となっています。普通のホラーやミステリーとは違う作品となっています。

ユリゴコロ

メインキャスト 吉高由里子
キャスト 松坂桃李/松山ケンイチ
上映時間 128分
公開 2017年
ジャンル ミステリー
監督 熊澤尚人

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング16位~14位!

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング16位「愚行録」

おすすめサスペンス・ミステリー映画ランキング邦画編第16位は「愚行録」です。原作は第135回直木賞の候補となった貫井徳郎さんの小説で衝撃的な内容として話題になりました。

エリートサラリーマン、美人妻、可愛い一人娘という絵に描いたような田向一家惨殺事件から1年が経ち、事件は迷宮入りしてしまいます。週刊誌の記者である田中(妻夫木聡)は改めて真相に迫ろうとインタビューして回りますが理想的な夫婦の本性が現れ、証言者たちの思いもよらない姿を目の当たりにしていきます。

小説はかなり登場人物の細部にわたるまで書かれていますが映画では深く描かれていません。ですが人間の愚かさを見事に突き付ける映画となっています。とにかく救いの無い作品と思うほど嫌な人間臭さを映し出した作品です。

愚行録

メインキャスト 妻夫木聡
キャスト 満島ひかり/小出恵介/臼田あさ美/市川由衣
上映時間 120分
公開 2017年
ジャンル サスペンス
監督 石川慶

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング15位「震える舌」

おすすめサスペンス・ミステリー映画ランキング邦画編第15位は「震える舌」です。原作は三木卓さんの1975年に発表された小説で、ご自身の娘が破傷風菌に感染したときの経験をモチーフにした作品です。

ある日マンション近くの埋立地で泥んこ遊びをしていた女の子。小さな釘でケガをしますが数日後恐ろしい病魔は小さな身体の中で暴れだします。破傷風と診断されその症状は光や音で激しい痙攣を引き起こし看病も困難を極めます。そして看病によって隔離された病室で母の精神状態も追い込まれていきます。

どんなサスペンスやホラー映画よりも恐ろしく感じる映画でしょう。見えない相手との闘いは精神的に追い込まれ、看病している親も感染に対する恐怖に追い込まれていきます。内容は医療ドラマですがオカルトやホラーという視点から見ている作品です。

震える舌

メインキャスト 渡瀬恒彦
キャスト 十朱幸代/中野良子/宇野重吉
上映時間 114分
公開 1980年
ジャンル ホラー
監督 野村芳太郎

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング14位「子宮に沈める」

おすすめサスペンス・ミステリー映画ランキング邦画編第14位は「子宮に沈める」です。実際に大阪で起きた2児餓死事件をもとに描かれた作品です。現実の事件は2010年の夏でした。マンションの一室で3歳の女の子と1歳の男の子がうだるような暑さの中で折り重なるように死んでいました。

夫婦と幼い子供の4人家族の不幸はすぐに訪れます。由希子(伊澤恵美子)は夫が帰らなくなりやがて離婚を突き付けられてしまいます。アパートでの3人の生活で由希子はシングルマザーとして、そして良き母になろうと奮闘しますが次第に歯車が狂い始め・・・。

できることならこの現実を知りたくなかった、と思わせる作品です。知らなければ知らないで避けて通りたい、誰もがそう思います。ですがすでに避けては通れないほど日々、児童虐待やネグレクトという社会問題が報道されています。もう誰もが目を塞いではいけない現実なのです。

子宮に沈める

メインキャスト 伊澤恵美子
キャスト 土屋希乃/土屋瑛輝
上映時間 95分
公開 2013年
ジャンル サスペンス
監督 緒方貴臣

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング13位~11位!

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング13位「私の男」

おすすめサスペンス・ミステリー映画ランキング邦画編第13位は「私の男」です。原作は桜庭一樹さんの第138回直木賞受賞作の同名小説です。映画は第36回モスクワ国際映画祭にて最優秀作品賞及び主演の浅野忠信さんが最優秀男優賞を受賞しています。

北海道南西沖地震直後の津波によって家族を失った花(二階堂ふみ)は遠縁の淳悟(浅野忠信)に引き取られます。次第に養父と娘という関係から男と女の関係へ変化していき周囲から厳しい目と忠告を受け、逃げるように北海道から東京へ移住します。そこでもふたりの生活が脅かされ人生は狂いだします。

映画の内容の評価は賛否両論ある作品です。嫌悪感を抱く人もいれば、これも愛のカタチであると言う人もいるでしょう。いびつな親子関係によって翻弄される父親とそんな父親を単なる男として手のひらの上で転がすような娘、何とも言えない男女関係を表現した作品です。

私の男

メインキャスト 浅野忠信/二階堂ふみ
キャスト モロ師岡/高良健吾/藤竜也
上映時間 129分
公開 2014年
ジャンル サスペンス
監督 熊切和嘉

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング12位「マークスの山」

おすすめサスペンス・ミステリー映画ランキング邦画編第12位は「マークスの山」です。原作は第109回直木賞受賞の高村薫さんの同名小説です。1995年に公開された本作は現在の映画界を担う俳優がキャスティングされ顔ぶれ豪華な作品です。

場所は南アルプス北岳。将来を約束された5人の若者がある犯罪を犯します。それから10年が経ち守られているはずの秘密が連続殺人を機に暴露されていきます。見えない圧力を受けながら刑事たちは捜査を進めていきますが・・・。

当時としてはめずらしい同性愛の描写やバイオレンス表現が露骨な作品でR-15指定で公開されました。人間関係が複雑で少々一度観ただけではわかりずらく、上映時間内で内容を詰め込むことに徹したのか細部を描き切れていない面もあります。ですが今では考えられない豪華キャストは圧巻です。

マークスの山

メインキャスト 中井貴一
キャスト 萩原聖人/名取裕子/小林稔侍/古尾谷雅人
上映時間 138分
公開 1995年
ジャンル サスペンス/ミステリー
監督 崔洋一

【サスペンス・ミステリー映画】邦画編ランキング11位「黒い家」

おすすめサスペンス・ミステリー映画ランキング邦画編第11位は「黒い家」です。原作は第4回日本ホラー小説大賞受賞した貴志祐介さんの同名小説です。本作品を発表した翌年に発生した和歌山毒物カレー事件と内容が酷似していると話題になりました。

保険会社の主任である若槻慎二(内野聖陽)は保険金の説明に訪れた菰田家でこの家に住む幸子(大竹しのぶ)の息子の首つり死体に遭遇する。息子は自殺と判断され保険金が支払われるがその後も不審な保険金の請求があり不審に思った若槻は独自に調査に乗り出すが・・・。

保険金殺人を題材とし、和歌山毒物カレー事件と酷似ということで話題になりましたがこの作品以降保険金殺人がたくさん起こっているということがより恐怖を煽る作品であると言えるでしょう。サイコサスペンスがベースとなる映画は日本では少ないため作品に賛否両論あるところです。

黒い家

メインキャスト 内野聖陽
キャスト 大竹しのぶ/西村雅彦
上映時間 118分
公開 1999年
ジャンル ホラー
監督 森田芳光