13. 安国寺(兵庫)
安国寺は、裏庭にあるドウダンツツジが有名なお寺。普段は静かな山里にひっそりと佇むお寺ですが、紅葉の時期になると変貌をとげる穴場の絶景スポットです。
例年11月中旬ごろに見頃を迎え、この時期のみ一般公開される本堂から眺める真っ赤なドウダンツツジは、まるで額縁にはいった一枚の絵画のような美しさ。非日常を体感できるので、ぜひゆっくりと訪れてみて。
14. 安楽寺(京都)
哲学の道より一本山際の、通称「隠れ道」に面している安楽寺。浄土真宗本願寺派の寺院で、桜、つつじとサツキ、そしてもみじの時期だけに一般公開される特別かつ穴場スポットです。
紅葉シーズンには、三門前の石段に積もる落ち葉も見どころ。石段は拝観料なしで見ることができますが、拝観料の必要な境内本堂から眺める丁寧に整えられた庭園も素晴らしいです。本堂では30分おきに、住職さんがお寺の由来や仏像についてのお話をしてくれます。滅多にない機会なので是非とも聞いてみたいですね。
15. 福定の大銀杏(和歌山)
和歌山県田辺市の宝泉寺境内にある、福定の大銀杏(ふくさだのおおいちょう)。小さなお寺の境内にある立派な大銀杏は、樹齢400年、高さは22mで、幹の周囲は5.3m。紅葉シーズンには黄金色に輝き、国道311号線からもハッキリと確認できます。
落ち葉もまた美しく、まさに黄色い絨毯を敷いたよう。熊野古道を歩く人々が途中、福定の大銀杏を見に立ち寄る姿も見られる、知る人ぞ知る穴場スポットです。