約3,000本のもみじが見事に色づく「永源寺」や、ヨーロッパのような景色が広がる「打上川治水緑地」、夜間のライトアップが楽しめる「勝尾寺」など、知る人ぞ知る、関西の穴場の紅葉スポットをご紹介します。
1. 永源寺(滋賀)
「永源寺」は康安元年(1361年)に創建された寺院です。滋賀県内では紅葉の名所としても知られていますが、比叡山などのほかの紅葉スポットに比べると観光客が少なく、人混みを避けて紅葉を見たい方にはおすすめの穴場紅葉スポットです。
境内には約3,000本のもみじがあり、見頃を迎える11月上旬から11月下旬にかけて一斉に真っ赤に色づく様子は見事!シーズン中には夜間のライトアップも行われ、夜は20時30分まで門が開いており鑑賞ができます。
2. 京都府立植物園(京都)
日本最古の公立総合植物園であり、年間の入園者数は90万人弱と、公立の総合植物園の中では日本一多くの入園者数を誇る施設です。紅葉シーズンには、広大な敷地内に植えられた約500本の木々が鮮やかに色づきます。
紅葉の見頃は10月下旬~12月上旬。京都では知られた紅葉名所の一つですが、観光客からの認知はまだ低く、穴場的な紅葉スポットですよ。
3. 円成寺(奈良)
円成寺(えんじょうじ)は、奈良市東部の山間にある寺院です。例年10月下旬から紅葉の見頃となり、11月下旬頃まで楽しめます。名勝庭園の木々が赤や黄に色付き、水面に写る様子はとても美しく、紅葉の隠れた名所として人気となっています。
応仁2年(1468年)に建築された楼門から境内に入ると、本堂や護摩堂、多宝塔などが立ち並んでいます。赤や黄色に染まるモミジやドウダンツツジなどが建造物とともに鑑賞できるので、ぜひじっくりと過ごしてみてくださいね。
4. 打上川治水緑地(大阪)
洪水時に寝屋川と打上川の両河川の流量を調整するために造られた遊水池。緑地内は大きく水辺広場、芝生広場、スポーツ広場に分かれており、市民の憩いの場所として親しまれています。
人工池とメタセコイアが織りなす風景が絶景で、秋には紅葉したメタセコイアがどこかヨーロッパの景色を見ているような美しさ。また、約400m続く北側遊歩道に沿って約200本の桜が植えられており、こちらも秋には葉の色づく様子が眺められます。