8.恩智神社(大阪)
大阪府八尾市の恩智神社は、厄除けと運気上昇の神社として知られています。創建は雄略年間(470年頃)とされ、大阪東部の河内地域を守護するために祀られました。ご祭神として、大御食津彦大神(おおみけつひこのおおかみ)と大御食津姫大神(おおみけつひめのおおかみ)が祀られています。
境内には、この神社の神の使いとされる兎と龍が鎮座しています。兎は神様を道案内したと言われ、交通安全、旅行安全のほか良縁に、龍は幸せな人生へと導く、開運のご利益があるとされています。
本殿には、オスとメスの兎が向かい合う「神縁兎」も鎮座し、良縁・縁結びを祈願するために訪れる参拝者も多くいます。
- 厄除け祈祷料:7,000円~
- ご祈祷の予約:不要
9.石山寺(滋賀)
お寺の名前の由来にもなっている大きな硅灰石(けいかいせき)の上に建っている石山寺。紫式部が『源氏物語』の話を思いうかべた地としても知られています。
天平19年(747年)、聖武天皇の祈願により、奈良・東大寺の別当である良弁が創建したと伝わっており、本尊は如意輪観世音菩薩。安産や縁結び、厄除けなどに御利益があるとされ、古くから信仰をあつめてきました。
また四季折々の花を楽しむことができることから「花の寺」として親しまれているほか、2,000本のもみじが植えられており、秋には紅葉して境内が赤く染まります。例年見頃を迎える11月中旬から11月下旬頃まではライトアップも実施。「あたら夜もみじ」は日本夜景遺産にも登録されています。
- 厄除け祈祷料:3,600円
- ご祈祷の予約:不要
10.狸谷山不動院(京都)
「タヌキダニのお不動さん」と言われ、交通安全や厄除け、ガン封じ祈願で知られるお寺。芸能やスポーツ関係の方がお参りにくることも多いそうで、境内には阪神タイガースの優勝記念碑も建てられています。
清水寺の舞台と同じ「懸崖造り(けんがいづくり)」で作られた本堂や、不浄を清める力がある烏瑟沙摩明王を祀った「トイレの神様」、たくさんの狸の置物など、他のお寺にはなかなかないユニークな見どころが豊富なお寺です。
- 厄除け祈祷料:5,000円~
- ご祈祷の予約:不要(初詣・行事期間は要確認)