ダイエー一番の驚きは「お肉」
今回、ダイエーを利用した中で一番の発見はお肉。ダイエーが自社牧場を持ち、黒毛和牛を育てているとは驚きでした。
17年の全国農業新聞によれば、「小売業が肉牛の繁殖事業に乗り出すのは初めて」とのこと。ダイエー子会社の鹿児島サンライズファームの公式サイトでは、さつま姫牛のほか、ブランド豚・さつま王豚も紹介されていて、子豚と生産者の方のツーショットが素敵! こちらまでニッコリしてしまいました(笑)。
しかし、一方でお肉以外にイオンとの違いは実感できず……。そのため、このダイエーから徒歩2〜3分の距離にあるイオンにも寄ってみました。
すると、トップバリュの同じ牛乳がダイエーより11円高く、「フルグラ糖質オフ600g」は54円も高い! ただ、トップバリュの同じバナナはダイエーより11円安く、牛乳と一緒に購入するとダイエーと同額になります。この両店、価格帯は変わらないのかもしれません。
そのほか目についたのは、ダイエーでやっていた駅弁フェアがイオンではなかったこと、インストアベーカリーが違うこと。逆に言うとその程度しか差は見つからず、よりダイエー自社ブランド肉の存在意義が大きなものに感じられてきます。
ダイエーのPBは消滅したものの、最後のブランドと思われるさつま姫牛。長く続くよう、機会があれば食べてみたいと思いました。