髪がパサパサになってしまう原因とは?
原因①髪が栄養不足になっている
髪がパサパサになる原因として、髪への栄養が不足していることが考えられます。人と同じで、髪の毛が健康でいるためには栄養素が欠かせません。必要な栄養が行き届いていないと、髪は弱り、パサパサになってしまうのです。髪が乾燥したり、枝毛が増えたりといったトラブルも増えてしまうでしょう。
原因②カラーリングによる乾燥
カラーによるダメージも、髪がパサつく原因だと言われています。髪を染める時、髪の内側にカラー剤が染み込んでしまいます。その結果、髪のキューティクルが傷んだり、キューティクル内部の水分が失われてしまい、髪がパサつくのです。カラーリングを繰り返していると、どんどん髪のパサパサ感が悪化していきますよ。
原因③髪のキューティクルが剥がれている
髪がパサパサになってしまう原因に、キューティクルの剥がれがあります。髪の表面には、鱗のような形状の「キューティクル」という物質が密着しており、髪を覆っています。このキューティクルが剥がれることにより、内側の水分が抜けてしまい、パサつきが悪化するのです。
キューティクルが開いたままでは、どれだけ保湿ケアをしても意味がありません。パサパサ髪を改善したいのであれば、まずキューティクルを閉じる必要があるでしょう。
原因④紫外線によるダメージを受けている
パサパサ髪になる原因には、紫外線からのダメージも含まれています。強い紫外線を浴びると、髪の毛から水分がどんどん奪われていきます。結果、髪が潤いを失ってパサパサになってしまうのです。もともと髪が傷んでいる場合、紫外線によるダメージは一層深刻になりますよ。
また紫外線を浴び続けると、頭皮や地肌もダメージを受けてしまいます。健康な髪の毛が生えにくくなり、髪全体がパサパサとした印象になるのです。髪のパサつきを改善したのであれば、紫外線ケアを徹底する必要があります。
パサパサになった髪を改善する方法5選!
①シャンプーはしっかりと洗い流す
髪のパサパサ感を改善する方法としておすすめなのが、シャンプーをきちんと洗い流すことです。髪の毛にシャンプーが残っていると、髪が乾燥してしまい、ガサガサの髪質になってしまいます。良いシャンプーを使っていたとしても、流し忘れがあっては髪質は改善しません。
パサパサ髪を改善したいのであれば、念入りにシャンプーを洗い流すようにしてください。耳の後ろや前髪の根元などは、シャンプーの流し忘れが多い箇所です。特に注意して洗うようにしてください。
②栄養価の高い食事を摂る
パサパサ髪を改善したいのであれば、栄養バランスの良い食事を摂ることが大切です。栄養価の高い食べ物をしっかりと摂ることで、髪に栄養が行き渡り、髪質が改善していきます。タンパク質やビオチン、亜鉛、ビタミンCなどの栄養素を中心に、日々の献立を考えてください。
③ドライヤーの最後に冷風を当てる
ドライヤーの最後には冷風を当てる、という方法もおすすめです。ドライヤーの熱風を当てた後は、髪の毛のキューティクルが開いた状態になっています。このままの状態では、キューティクルが剥がれてしまい、乾燥が進行してしまいます。
熱風の後に冷風を当てることで、開いたキューティクルを再度閉じることができます。キューティクルが整い、パサつきが改善していくでしょう。ドライヤーで髪を乾かす時は、このお手入れ方法を実践してみてください。
④髪を握ってトリートメントを浸透させる
髪を握るようにトリートメントを付ける、というヘアケア方法もおすすめです。髪を握ることで、トリートメントに含まれている美容成分や保湿成分が、しっかりと髪の内側に染み込みます。これにより髪が潤い、パサパサ髪を改善することができるのです。これは、美容室などでも使われている手法ですよ。
このお手入れ方法を習慣づけることで、ひどいパサつきも改善してくるでしょう。簡単にできるヘアケア方法ですので、パサパサ髪に悩んでいる女性は試してみてください。
⑤ブラッシングをしてから入浴する
ブラッシングをしてから入浴するということも、髪のパサパサを改善する方法の一つです。髪の毛には、目に見えないほどの埃やチリなどが大量に付いています。髪の根本部分には、汗や毛穴汚れなどもこびり付いています。この汚れを放置したままシャンプーをすると、髪が摩擦によって傷み、パサつきが進行してしまうでしょう。
入浴前には髪をブラッシングして、汚れを落とすようにしてみてください。汚れによる摩擦がなくなり、髪の乾燥を予防することができますよ。是非この方法で、パサパサ髪を改善してくださいね。
髪がパサパサになるのを未然に防ぐ対策とは?
対策①入浴は夜にする
パサパサ髪を未然に防ぐ対策として、夜に入浴を済ませることがあります。夜の髪は、1日の間についた汚れが密着している状態です。この汚れを放置してしまうと、毛穴がつまってしまい、髪が傷むと言われています。必ず夜のうちに入浴やシャンプーを済ませてください。
対策②頭皮クレンジングを定期的に行う
頭皮のクレンジングを定期的にする、という対策もおすすめですよ。髪の毛穴には、シャンプーだけでは取れない汚れが詰まっています。この汚れをクレンジングで除去することで、髪が丈夫になり、パサパサ感が改善していきますよ。頭皮の血行も促進され、髪一本一本に栄養素が行き渡るようになる、というメリットもあります。
以下に、頭皮クレンジングの具体的なやり方をまとめておきます。手軽に行うことができますので、一週間に1回ほどのペースでやるようにしてください。
頭皮クレンジング やり方
- 髪の毛全体をしっかりとブラッシングします。
- クレンジング剤を手のひらに出して、人肌程度に温めます。
- 頭頂部にクレンジング剤を付けます。
- 地肌を揉み込むようにマッサージをしてください。
- ぬるま湯で優しく洗い流したら、完了です。
対策③すぐに髪の毛を乾かすようにする
入浴後はすぐに髪の毛を乾かすというのも、おすすめの対策です。濡れている状態の髪は、キューティクルが開いた状態です。濡れたまま長時間放置していると、髪から水分が抜けてしまい、パサパサとハリのない髪になってしまいますよ。なるべく早く髪を乾かすようにすることで、潤い感のある髪を維持できます。
対策④髪の紫外線ケアを行う
パサパサ髪の対策として、髪の紫外線対策も有効です。髪は紫外線を浴びやすい部位なので、ダメージが蓄積しやすいです。紫外線を浴び続けると、髪から水分が失われ、パサパサ感が増してしまいますよ。帽子を被ったり、髪専用の日焼け止めを塗るなどして、UVケアを行うようにしてください。