『おっさんずラブ-リターンズ-』は牧凌太の扱いが「ひどすぎる」?
では、『おっさんずラブ-リターンズ-』のどのような点が批判されているのだろう。ドラマウォッチャーによると、1つ目は、最終回が春田と牧ではなく、黒澤がメインになりそうな点だという。
「シーズン1では春田をめぐって牧とライバル関係にあった黒澤は、シーズン3で春田と牧宅の家政夫になり、牧にとっての“姑”的存在に。そしてクライマックス直前、“余命1カ月”と宣告されたんです。ただの“勘違い説”も濃厚なんですが、その真相を最終回で描くとなると、春田と黒澤の関係がクローズアップされ、牧がおいてきぼりになってしまう可能性がある。春田と牧カップル――特に牧ファンは、『牧の扱いがひどすぎる』と早くも嘆いているんです」(ドラマウォッチャー)
2つ目は、春田の会社に中途入社した元公安警察の和泉幸(井浦新)と、和泉の元同僚で同居人の六道菊之助(三浦翔平)という新キャラクターのエピソードに時間が割かれている点。その影響で、「やはり春田と牧カップルの描写が薄いと感じるファンは少なくない様子」(同)だという。
「3つ目は、第6話で描かれた春田と牧の結婚式が、かなりあっさりしていた点。駆け足で終わったことはもちろん、披露宴がこじんまりしていて、しかもラストに黒澤が人知れず吐血……2人の幸せあふれる結婚式を楽しみにしていたファンにとっては受け入れがたかったようです。中にはガッカリを通り越して憤る人も少なくありませんでした」(同)