「石見神楽」を見過ごすな!

地域の伝統芸能や工芸品、文化や歴史に触れる界のアクティビティ「ご当地楽」。界 玉造では宿のスタッフが「石見神楽(いわみかぐら)」を演じます。演目はヤマタノオロチ。スサノオが大蛇の生贄となったクシナダヒメを救う物語は、決闘シーンが迫力満点。巨大なオロチがうごめく姿は臨場感たっぷりでした!

▲人気の石見神楽。スサノオとヤマタノオロチの対決シーン

島根の地酒を網羅する日本酒BAR

日本酒発祥の地とも言われる島根県。宿の日本酒BARにはスタッフが厳選した県内の地酒42銘柄がそろいます。島根には中小の酒蔵が30軒ほどあり、個性的でこだわりの強い味も多数。日本酒は未体験だけど飲み方を知りたいという初心者から、他では飲めないレアな地酒を試したいという上級者まで、宿の日本酒マイスターがおすすめのお酒を紹介します。

▲「日本酒BAR」では畳の上で地酒を満喫

バーの営業時間は18時から21時40分まで。各回30分4名までの予約制。客室で愉しむこともできます。

▲地酒3種(90ml)とおつまみ1種で¥1,000

日本酒マイスターに選んでいただいた3種の地酒は、島根を代表する出雲富士の最高峰で、スサノオがヤマタノオロチの尾から見つけた神剣 “天叢雲剣” にちなむ純米大吟醸「天の叢雲(あまのむらくも)」。田辺竹下酒造が4種類の酵母をそれぞれ試験的に醸したうちのひとつ「奥出雲前綿屋 試験醸造 酵母1701」。そして淡麗辛口が主流だった20年ほど前に加茂福酒造の逆転の発想で誕生した芳醇旨口の純米酒「死神」。正統派から超個性派まで味わえる神チョイスでした。

さらにおつまみは、一度試してみたかったツウな飲み方のお塩。壱岐・海士町で手作りされる「海士の塩」は、お酒がマイルドになる楽しい飲み方でした。

▲日本で最初に作られたお酒を再現。「八塩折の酒(30ml)」+おつまみ1種 ¥1,000

ヤマタノオロチを退治するために作られた「八塩折(やしおり)の酒」を、松江の國暉酒造(こっきしゅぞう)が再現した「八塩折 黒」。仕込んだお酒を絞り、出来たお酒で仕込んではまた絞るを何年もかけて7度も再仕込み。日本酒とは思えない茶褐色で、出汁のような香りと濃厚な味わいです。まさに神話と蔵のこだわりが詰まったお酒でした。

▲界オリジナル「お湯印帳」と、界 玉造オリジナルの「後酒飲帳」

界のお宿に「お湯印帳」を持参すると施設ごとのスタンプを押してもらえます。界 玉造は勾玉や、日本酒と杉玉のデザイン。さらに界 玉造では「後酒印帳」も販売。旅先で気に入ったお酒の味や感想を記しておけば、後日のお酒選びの参考書として役立つ優れモノです。