全室温泉露天風呂つき

界ブランドのお宿では、地域の文化に触れられるご当地部屋を用意します。界 玉造では、2022年11月にすべての客室がご当地部屋「玉湯の間」にリニューアル。1階と2階は広さが異なり、それぞれ露天風呂には檜か信楽焼の2タイプの湯船を用意。今回は1階の檜露天風呂付き客室を紹介します。

▲襖絵は勾玉と、宍道湖と中海に囲まれた水の都松江市の水面をイメージ

▲1階の客室は52平米。広々とした露天風呂を備えます

ご当地部屋「玉湯の間」は、明るい白木や障子など、和モダンで温かみのあるデザインです。ヘッドボードの壁は、宍道湖の雲の切れ間から光の柱が差す薄明光線、別名 “天使の梯子” をイメージした藍染アートが印象的。ベッドマットは星野リゾートオリジナルの「ふわくもスリープ」で、ふっくらした布団に包まれぐっすり眠ることができました。

▲酒蔵の麴室がモチーフ

界 玉造のもうひとつのテーマが、島根発祥と言われる日本酒。リビングの隣にある木目を活かした部屋は、天井がアーチ状になっていて、窓や扉を閉めると、まるで酒蔵の麹造り専用部屋「麴室」にいるかのよう。さらにテーブルのモチーフも日本酒の仕込み樽。ここで地酒を飲むのも特別な気分です。

▲流麗な飾りは玉湯川の流れをイメージした研ぎ出しアート

アートには “出雲石” とも言われ、勾玉の原料になる出雲特産の青めのうや、島根県の鏡山で産出する出雲鏡石などが埋め込まれています。中に勾玉が隠れているので是非探してみてください。

▲温泉が引かれた檜露天風呂

1階の露天風呂はスペースが広く、開放感抜群です。製薬会社の評価では “化粧水レベル” とまで言われる美肌の湯をプライベートで楽しめます。

▲お風呂専用の地酒で愉しむ日本酒風呂

ホテルの売店では、出雲市にある酒蔵「酒持田本店」の日本酒風呂専用のお酒を売っています。日本酒に多く含まれるアデノシンが血管の拡張を促し血流がよくなり、保湿効果のあるアミノ酸も豊富。そして日本酒風呂を愉しむコツは、湯船に浸かりながらお酒を注ぐこと。フワリと広がる日本酒のいい香りを楽しめます。

▲ゆったりした洗面

洗面の横にはレインシャワーを備えたシャワーブースがあります。

▲オリジナル風呂敷

界ブランドのお宿では施設ごとに異なるカラーの風呂敷にアメニティが収められています。和を感じるアイテムで、結んで手さげや小物入れとして使えます。全国の界を巡ってコレクションしている人も多いです。