2017年、ソウル聯合ニュースは韓国に来た外国人旅行客のリピート率が38.6%で前年の46.1%から減少していることを発表しました。また、2019年8月には韓国人男性による日本人女性の旅行客に対する暴行事件がSNSであっという間に拡散し、話題になりました。本記事を読んでいるあなたは、韓国に対してどのように思いますか?旅行したいと思いますか?気になる方はぜひ読んでみてください。今、韓国旅行をするには最悪の時期なのか、それでも旅行したい韓国の魅力や、安全に旅行するための準備などを紹介します。

韓国旅行は最悪!?やめた方がいい理由

政治問題

日韓間での政治問題はここ数年でさらに悪化しています。2018年10月に第2次世界大戦の徴用による元労働者やその遺族により損害賠償を求められた徴用工訴訟問題が起きました。同年12月には日本自衛隊機に向けられた韓国海軍によるレーダー照射問題が発生します。さらに2019年7月には韓国への半導体素材の輸出規制が実施され、これに対し同年8月に韓国側は、軍事機密情報を第三国に漏洩させないための日韓秘密軍事情報保護協定の破棄を宣言するなど、 日韓の政治関係はこれまでで最悪の状態 になりました。

反日デモ

近年の政治問題から、韓国では反日デモが増えました。「No!JAPAN」や「No!安部」などのプラカードを掲げたデモ抗議はニュースでも取り上げられました。特に大使館など日本に関連する施設の周辺などは、日本の外務省からも危険があるため近づかないよう注意喚起されるなど、緊張感が高まりました。

置き引き・ひったくり

これは韓国だけに限らず、海外旅行ではよく言われる被害です。ホテルのチェックイン中や食事中、ショッピング中、駅や満員電車の中でなど、海外旅行客を狙った強盗犯罪は後を絶ちません。

タクシーのぼったくり

海外からの観光客を狙ったタクシー料金のぼったくりも発生しています。メーターを使わずに最初から高額料金を提示したり、メーターを隠したり、釣銭をごまかすなどの行為をするドライバーがいます。

性犯罪

ナイトスポットなどでナンパされ、性的被害や暴行にあってしまうケースがあります。特に、お酒を飲んだ男性が日本人女性に声をかけるなどして犯罪につながる可能性が多いです。もともと日本人女性に対して好意がある、ということですが、お酒が入った状態でしつこく付きまとうなど理性を失った行動が少しでもあれば近付かないようにしましょう。

韓国旅行は最悪!?それでも行きたい理由

美味しいグルメ

韓国で観光旅行客が行なう活動の第2位は「飲食」です。韓国フードと言えば、カルビやサムギョプサルなどの焼肉系、石焼ビビンバなどの定食、サムゲタンなどの健康食などが人気で、最近ではチーズハットクが日本でもブームになりました。

ショッピング

韓国で観光旅行客が行なう活動の第1位は「ショッピング」です。韓国発ファッションや韓国コスメは近年日本の若者たちの間で大ブームです。またバッグや靴、アクセサリーなども物価が安いので日本よりも安く買えます。

気軽に行ける

ピーチをはじめ、チェジュ航空、エアソウル、イースター航空など、日韓を結ぶLCCは日本の国際線の中で最も本数の多い路線です。さらに、フライト時間も東京から2時間20分、大阪から1時間40分と短時間で行けるため、週末のちょっとした休日旅行として気軽に行けるのも人気の理由です。

韓流スターに会えるかも!?

防弾少年団にBIGBANG、TWICEなど、韓国アイドルが日本の若者の間で大変人気となっています。ライブに行ったりするだけでなく、スターが経営するカフェや、デビュー前に通った店を巡ったりなど、聖地巡り的なプランも人気です。

日本語が通じる

ホテルはもちろん、観光地では日本語対応が可能な場所が多数あります。小さな商店でもカタコトの日本語で話しかけられることもあります。