滞在を楽しむための客室備品

地域の伝統工芸品をはじめ、施設ごとに色の異なる風呂敷や景色を楽しむためのカードなど、滞在が楽しくなる小物たちにも注目です。“神は細部に宿る” という言葉があるように、滞在の楽しみもさり気ない箇所に現れます。

▲日の出と日の入りの時刻を記したカード

チェックイン時に渡されるカードは灯台の形にくり抜かれていて、なんともお洒落。出雲松島向きの客室では日の出と朝焼け、灯台向きの客室からは日の入りと夕日が見えるので、自然が織りなす美しい光景をぜひ楽しんでみてください。カードも旅の記念になりますね。

▲島根県江津市の「石州(せきしゅう)嶋田窯」の茶器

「石見焼」は島根県江津市を中心に江戸時代から造られ、昭和中ごろまで水瓶や塩壷として全国に出荷されました。「石州嶋田窯」は今も登り窯で作る石見焼の窯元で、宿の売店でも販売しています。

▲アメニティの入った風呂敷

「界」ブランドの旅館では、施設ごとに違う色の風呂敷を用意。歯ブラシやヘアブラシなどのアメニティが入っています。大浴場や食事など、小物を入れて持ち運ぶときにも役立ちます。そして色違いの風呂敷を集めるのも “界巡り” の楽しみです。

開放感抜群!絶景を楽しむ大浴場

大浴場に引かれた温泉は特別感たっぷり。海を思わせるほど塩分濃度の高い強塩泉を「清めの塩」に見立て、神社にお参りする前に身体を清める “禊(みそぎ)風呂” として、これ以上はない温泉です。夜は露天風呂からイカ釣り漁の灯りや星空を望み、翌日は日の出を見ながら朝風呂を楽しめます。

▲お風呂が楽しくなる「温泉いろは」

予約なしで気軽に参加できる「温泉いろは」は、ロビーラウンジ「ご当地楽広場」で毎日16時から。温泉の泉質や効果的な入浴方法が楽しく学べて、お風呂に浸かって実践できる湯治体操も習えます。お風呂の前におすすめのアクティビティです。

▲大浴場入口には「筒描(つつがき)藍染」の暖簾がかかります

▲昼間は出雲松島の眺望が楽しめます

濃厚な塩分を含む温泉は、界 出雲の敷地内から湧く「ナトリウム-塩化物強塩泉」。お風呂あがりに塩分を真湯でサッと流すのがおすすめの入り方です。

▲壁から流れ落ちるぬる湯で禊(みそぎ)

内風呂の一番奥には、壁から流れ落ちる源泉かけ流しで37度ほどのぬる湯があります。まずここに入ってお湯に慣らし、出雲大社にお詣りする前の “禊の湯” として身体を清めるのが界 出雲流です。

▲女湯の露天風呂

露天風呂は男女とも開放感抜群で、寝湯も用意。海一望の景色をゆったり楽しみながら湯あみを楽しみました。

▲湯上りドリンクも!

湯上りドリンクとして、出雲産の麦を使った「出雲麦茶」と、出雲で有名な出西生姜を使った「出雲生姜ドリンク」を用意。生姜ドリンクはちょとピリ辛で蜂蜜とレモンでさっぱり。身体も内側から温まります。

▲地元のアイスキャンディーも!

湯上りに食べたいアイスキャンディーは、「大山こだわりミルク」、「大山濃い抹茶」、「白バラコーヒー ミルクバー」と、お隣の鳥取県にある大山乳業のご当地アイス3種類を用意。「白バラコーヒー ミルクバー」はさっぱりした味わいでとても美味しかったです。

▲界のお宿巡りが楽しくなる「お湯印帳」

宿ごとに地域や歴史などをモチーフにした御朱印を押してもらえる「お湯印帳」。古代出雲大社と出雲日御碕灯台が描かれたスタンプを押印してもらいました。泉質や説明も書いてあるので旅の思い出にもなります。