冬にはいっそう夜景にきらめきが増す「函館山展望台」や、巨大ツリーも見どころの「金森赤レンガ倉庫」、和のライトアップが楽しめる「湯の川温泉」など、冬の函館旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。
1. 函館山展望台
かつて世界三大夜景の一つに数えられた函館。標高334mの函館山から眺める函館の街の夜景は、今なお不動の人気を誇り、夜景を目当てに多くの観光客が函館の街を訪れます。積もった雪に光が反射し、よりいっそう景色がきれいに見える冬の時期は、とくにおすすめ!
例年12月〜3月にかけては、函館の町がキラキラ輝くイルミネーションイベント「はこだて冬フェスティバル」が開催され、いつも以上に輝きが増します。冬季は道路が閉鎖されるため、函館山山頂へのアクセスはロープウェイを利用しましょう。
2. 五稜郭
新政府軍と旧幕府軍との最後の戦闘「箱館戦争」の舞台となった場所。ヨーロッパの城塞都市を参考とした星形の西洋式城郭で、現在は五稜郭公園として一般に開放されています。
またすぐそばに建てられた高さ約100メートルの五稜郭タワーも、五稜郭と同じく星形をしており、タワーから五稜郭を一望できます。冬には、雪が降り積もる光景がとっても美しいので、ぜひタワーから白銀の世界を満喫しましょう。
また例年12月1日から2月末日まで、五稜郭の掘の周りに約2,000個の電飾を配することで、綺麗な星形を浮かび上がらせる函館の冬の風物詩「五稜星の夢イルミネーション」も開催。五稜郭タワーの展望フロアから、街の夜景と一緒に眺望を楽しむことができるほか、タワーの1Fアトリウム内もイルミネーションで飾られ、幻想的な空間になっています。
3. 金森赤レンガ倉庫
函館を代表するショッピングスポットである「金森赤レンガ倉庫」。港沿いに、赤レンガに三角屋根のレトロな建物が連なり、それぞれの建物には個性的なショップやレストランなどが50店舗近くはいっています。夜には建物はもちろん、街路もオレンジ色の光で照らされ、一体があたたかい雰囲気に包まれます。
また毎年12月に開催される、函館の冬を代表するイベント「はこだてクリスマスファンタジー」の目玉となっているのが、赤レンガ倉庫群前海上に浮かぶ巨大ツリーです。北海道産トドマツを使った大きなツリーがキラキラと輝き、幻想的な空間を演出します。