腸内細菌が作り出す物質「短鎖脂肪酸」がダイエットの鍵となるというのが最新の腸活メソッド。そして、腸内の短鎖脂肪酸を増やすためには、『ビフィズス菌入りヨーグルト100g +水溶性食物繊維2g』を継続的に摂ることが大切になります。そこで今回は、そんな「短鎖脂肪酸ダイエット」におすすめの簡単レシピを3つ紹介。お正月太りを解消したいこの時期にぴったりなので、ぜひ採り入れてみましょう。

きんぴらポテサラ

電子レンジで加熱したじゃがいもとヨーグルト、ベビーリーフを、コンビニ等で売っている市販のきんぴらごぼうに混ぜるだけで、ボリュームたっぷりのデリ風サラダの完成です。

・材料 1人分

ビフィズス菌入りヨーグルト(無糖):100g、じゃがいも:小1個(160g)、きんぴらごぼう(市販品):1パック(80~100g)、ベビーリーフ:1/2パック(20g)

※水溶性食物繊維を含む食材:じゃがいも、きんぴらごぼう、ベビーリーフ

・作り方

(1)じゃがいもは洗って濡れたままクッキングペーパーで1個ずつ包み、さらにラップで包み電子レンジで2分加熱し、裏に返してさらに1分~1分30秒加熱する

(2)じゃがいもの粗熱が取れたら皮をむいてボウルに入れて、フォークなどで粗く崩し、きんぴらごぼう、ヨーグルトの順に加えて混ぜ、最後にベビーリーフを加えて器に盛る

キャロットラペのカレー風味ヨーグルトナッツサラダ

フランスの定番家庭料理「キャロットラペ」をカレーヨーグルト風味にアレンジ。きんかんのさわやかな甘みがポイントで、おもてなしにも使えるおしゃれメニューです。

・材料 2人分

にんじん:大1本(200g)、塩:小さじ1/2、ゆで大豆:80g、レーズン:40g、きんかん:4個(50g)、くるみ(無塩・ロースト):40g

※水溶性食物繊維を含む食材: にんじん、ゆで大豆、レーズン、きんかん、くるみ

<A>ビフィズス菌入りヨーグルト(無糖):200g、カレー粉:小さじ2、粉チーズ:大さじ2、砂糖:大さじ1/2、塩・こしょう:少々

・作り方

(1)にんじんはせん切りにし、塩をもみ込んでしんなりしたら軽く水気を絞る。きんかんは薄切り又は半分に切る。くるみは粗く刻む。

(2)ボウルに<A>とレーズンを入れてよく混ぜ、(1)のにんじんとゆで大豆を加えて混ぜてなじんだら、きんかん、ナッツ、くるみを加え、軽く混ぜ器に盛る

甘酒ヨーグルトのフルーツオートミール

水溶性食物繊維が豊富なオートミールをたっぷり使った、寒い季節にもぴったりのレシピ。甘酒を使って腸活パワーをプラスします。

・材料 1人分

ビフィズス菌入りヨーグルト(無糖):100g、オートミール:40g、甘酒:100ml、バナナ:小1本(80g)、キウイフルーツ:1/2個(50g)、ブルーベリー:50g

※水溶性食物繊維を含む食材:オートミール、バナナ、キウイフルーツ、ブルーベリー

・作り方

(1)オートミールに甘酒を加えて軽く混ぜ、ラップをせずに電子レンジ(600W)で約2分加熱し、取り出したら上下に混ぜて熱を逃がしながら混ぜ、そのまま5分ほどおいて粗熱を取る。バナナは1㎝幅の輪切り、キウイも食べやすい大きさに切る。

(2)(1)のオートミールに、ヨーグルト、(トッピング用のバナナを残して)バナナを崩しながら混ぜて器に入れる。トッピング用バナナとブルーベリー、キウイを盛り合わせる。

※温度に注意:ビフィズス菌は50℃以上になると死滅してしまうため、ビフィズス菌入りのヨーグルトを煮込んだり、アツアツのものにプラスするのは避けましょう。温める場合は電子レンジで温度設定するなどして、温度が上がりすぎないように注意してください

「短鎖脂肪酸ダイエット」はダイエット効果以外にも、免疫機能やストレス、スキンケアなどにも良い作用を持つことがわかってきているそう。ぜひ今回紹介したレシピを参考に『ビフィズス菌入りヨーグルト100g +水溶性食物繊維2g』を毎日の習慣にして、短鎖脂肪酸をたくさん産生できる理想的な腸内環境に整えていきましょうね。<レシピ監修:金丸絵里加(管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーター)>

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