17. ガンガラーの谷
数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れて亜熱帯の森となっており、80分かけてガイドさんと一緒に散策することができます。約1万8000年前に生きていた「港川人」の居住区の可能性も高いと考えられていて、今も発掘調査が行われています。
見学コースでは、亜熱帯の森を歩きながら植物の観察やガジュマルの巨木の見学のほか、子宝や縁結びにご利益のあるパワースポット「イナグ洞・イキガ洞」なども巡ることができます。
洞窟は涼しいですが、基本的に屋外を散策する形になるため、涼しく快適な冬の観光がおすすめ。本州の森林浴とはまた違った、生命力あふれる亜熱帯の森の姿に圧倒されますよ。必ず予約が必要なので事前予約をし、歩きやすい服装で訪れましょう。
18. 体験王国むら咲むら
もともとはNHK大河ドラマ『琉球の風』(平成5年放映)のオープンスタジオだった場所を利用したテーマパーク。赤瓦の家屋や琉球石灰岩の石畳など15世紀頃の琉球王国の街並みが再現されており、再現された建物それぞれが体験工房になっています。工房では、シーサー作りや紅型、琉球吹きガラス作りなど伝統工芸から、琉球舞踊や三線の演奏、沖縄家庭料理作りまで、101もの体験をすることができます。
また、例年12月から3月は「琉球ランタンフェスティバル」を開催(料金別途)。中華提灯をメインにランタンオブジェ、和紙燈籠などのランタンが灯されるほか、プロジェクションマッピングの投影などもあり、幻想的な夜を過ごせます。
19. ビオスの丘
沖縄の豊かな亜熱帯の森とランの花がテーマの自然植物園。自然歩道が設けられており、沖縄の温暖な気候で育つヒカゲヘゴやシダ植物、亜熱帯の花々を眺められます。冬だとちょうど心地よい気候で過ごせて、散策にもぴったり。
園内には湖もあり、船に乗りながら湖畔の動植物についてガイドをしてもらうジャングルクルーズもおすすめです。
さらに沖縄本島では珍しい水牛車体験などもあり、こちらも人気を集めています。