7. 波照間島
日本の最南端にある有人島。周囲約15kmで信号がなく、人口も500人弱ののどかな島です。国内では南十字星を好条件で観測できる数少ない島のひとつで、88個ある星座のうち84個も見ることができます。人工光もほとんどなく、満天の星空を楽しむならぜひ訪れたい場所です。
波照間島で南十字星が観測できる時期は12月~6月で、冬の旅行にはぴったり。とくに日本最南端にある「星空観測タワー」は、周囲に街灯や民家がないため夜は真っ暗で、その分満天の星空が広がります。
ほかにも大型望遠鏡やプラネタリウムを使用した夜間観測会、星空ガイドツアーもやっているので、こちらに参加するのもいいですね。
8. 今帰仁城跡
総延長1.5kmの石垣をもつ広大な城跡。今帰仁城は別名を北山城と言い、琉球王国が成立する前に存在した北山(ほくざん)の居城でした。北山が滅びた後も城として生き続けましたが、1609年に炎上・焼失し、その後は御嶽(聖域のこと)として愛され続けています。外郭を含め7つの郭からなり、首里城に匹敵するほどの大きさを誇ります。
毎年1月下旬〜2月上旬には敷地内に植えられた緋寒桜が開花し、見頃にあわせて「今帰仁グスク桜まつり」が開催されるので、冬の旅行にもおすすめ。城壁の幻想的なライトアップや、城内への参道をロウソクの灯りで誘う「グスク花あかり」などの催しのほか、特設舞台では地域の伝統芸能や創作太鼓のショーが披露されます。
9. 国際通り
県庁北口交差点から安里三叉路にかけて約1.6km続くストリートで、戦後目覚ましい発展を遂げたことと、ほぼ1マイルの距離であることから”奇跡の1マイル”と呼ばれていました。現在は沖縄最大の繁華街となっており、お土産さがしには事欠かないショッピングストリート。周辺の脇道にも様々なショップが並ぶほか、飲食店も充実しており、沖縄観光で外せないスポットです。
夏場だと観光客で混雑し、商品をゆっくり吟味できなかったりお土産を買うために行列に並ぶこともありますが、冬場は比較的落ち着いているので、思う存分買い物を楽しむことができます。飲食店の待ち時間も短くて済むので、効率よく観光やショッピングができますよ。