野生のザトウクジラに会える「ホエールウォッチング」や、冬に咲く緋寒桜が見られる「今帰仁城跡」、冬でもリゾート気分がたっぷり楽しめる「瀬長島ウミカジテラス」など、冬の沖縄旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。
1. ホエールウォッチング
沖縄では毎年12~4月頃、野生のザトウクジラが繁殖活動でやってくるため、間近でその姿を見ることができる、ホエールウォッチングのベストシーズン!さまざまな会社でツアーが用意されており、那覇や本島北部の港から出発するものが多くあります。
船同士、無線でやり取りをしているために遭遇率はなんと98%とも言われていますが、どこにいるのか大海原を探す時にはワクワクします。息継ぎのために海面に上がってきて背中にある噴気孔から海水を高く噴出する「ブロー(潮吹き)」、尾ひれを海面に打ち付ける「テールスラップ」、思いっきり海へダイブする「ブリーチ」などが見られるかもしれません。
船酔いしやすい人は、酔い止めを事前に飲んでおくと安心!風も気持ち良いですので、ぜひ冬の沖縄で体験してみては?
2. 名護さくら祭り
沖縄の桜のシーズンは1月から2月にかけて。本州の桜といえばソメイヨシノが一般的ですが、沖縄では濃いピンク色の花びらが特徴的な緋寒桜(ひかんざくら)がメジャーな品種です。名護城跡一帯に整備された名護中央公園には、23,000本の緋寒桜の木が植えられています。
毎年1月の最終土・日曜には「日本の春はここからはじまる」をキャッチフレーズとした「名護さくら祭り」を開催。名護中央公園を中心に、さくら公園や名護漁港、名護十字路大通りなどでステージイベントや路上ライブなどの催しが行われていて、冬の観光にもぴったりですよ。
3. 大石林山
沖縄では古来より聖地とされてきた大石林山。本島の最北端、「やんばる国立公園」の特別保護区域内にあり、2億5千万年前の石灰岩が長い歳月をかけて雨水などにより侵食されてできた巨岩や奇石が立ち並ぶ、独特の景色が広がります。
園内には、広大な亜熱帯の森を散策できるいくつかのトレッキングコースがあり、冬だと15℃前後の気候なので、散策を快適に楽しめます。潜り抜けると生まれ変わるとされる「生まれ変わりの石」や、パワーが集中しているとされる「悟空岩」などが見どころ。岩山の頂上からは海を望むダイナミックな景観も楽しめ、癒されると共にパワーももらえるスポットです。