ひたすら家にこもってテレビを見ては食べてばかりになりやすい年末年始。「正月太りしたかも」「休み明けの体調が心配」という方は少なくないでしょう。そんな正月太り対策には【体の巡りが良くなる食材】を毎日の食生活に採り入れるのがおすすめ。痩せ体質を作る上でも役立ちます。

きのこ類

食物繊維が豊富に含まれているきのこ類には腸などの消化器官を掃除してくれる働きがあります。腸内の老廃物を便として排出してくれて腸内環境が整うことで痩せやすい体へと導いてくれます。また、きのこ類に含まれる食物繊維はコレステロールの上昇を抑えてくれる働きも。食物繊維が腸内でコレステロールを絡めとって体外へ排出してくれるのです。

さらにきのこ類はカロリーが低いので、たくさん食べてもカロリーオーバーの心配なし。食べ方のおすすめはお味噌汁にたっぷりきのこを入れること。発酵食品である味噌とともにきのこを食べられますし、温かい汁ものは満腹感をもたらしてくれます。

海藻類

わかめ、めかぶ、もずくといった海藻類は超低カロリーなだけでなく、食事の最初に食べると脂肪の吸収量を下げてくれて食後の中性脂肪の急激な上昇を抑えてくれるという研究結果も。

めかぶやもずくはスーパーでパックに入ってそのまま食べられるものも売っているので、冷蔵庫にストックしておいてとにかく食前に食べる習慣をつけましょう。

納豆

納豆にはビタミンB2が豊富に含まれていて、これには脂肪をスムーズに分解して太りにくい体にしてくれる働きがあります。このビタミンB2は動物性の食品に含まれていることが多いですが、それに比べて納豆は植物性で脂肪が少ないので、毎日積極的に食べたい食品と言えます。

もちろん痩せ体質になりたいからといって、これらの食材だけを食べるのはNG。タンパク源である肉類、魚類をしっかり食べて、エネルギーになる糖質や脂質も必要量摂取することが大前提です。いずれも普段なかなか口にしないという人も多い食材かもしれませんが、どれもスーパーへ行けば手軽に買えるので、ぜひ毎日の食生活に意識的に採り入れてみてくださいね。＜text:：kanacasper（カナキャスパ）＞

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