本州の最南端に位置する和歌山県串本町、絶景スポットや歴史にまつわる施設などが点在する魅力溢れる町です。今回はそんな魅力溢れる串本町を大きく3つのエリアにわけて見どころを紹介します。
串本町の中心「串本市街」エリア
JR串本駅
本州最南端の駅です。観光案内所が設置されており旅の情報が収集できる他、レンタカーやレンタサイクル店も併設されている串本旅の起点となるスポットです。
駅周辺には飲食店やコンビニ、スーパーなども多くあり便利です。
橋杭岩
大小約40の奇岩が南西に約850mにわたって連続して連なっている景勝地で、国の天然記念物の指定されている場所です。
また朝日の名所としても知られており、日本の朝日百選の認定も受けているスポットです。
串本駅より国道42号線を北へ車で5分程です。
見どころ満載「紀伊大島」エリア
くしもと大橋
串本と紀伊大島をつなぐループ橋(386m)とアーチ橋(290m)で構成されている美しい橋です。
紀伊大島観光の起点となる場所です。
串本駅より国道42号線と一般道を利用して約10程です。
日米修交記念館
ペリー来航の62年前の1791年に2隻のアメリカ商船が、紀伊大島に訪れた事を記念して建てられた博物館で、館内では当時の様子を学べる様々な資料が展示されています。
くしもと大橋より車で東へ10分程です。途中道幅が狭くなりますので、運転には注意が必要です。
海金剛
太平洋の大海原に高さ約50mの断崖が続く串本を代表する景勝地です。青い海と緑の大地、黒々とした岸壁と打ち寄せる白波の美しいコントラストが楽しめます。
日米修交記念館より遊歩道を歩いてすぐです。
トルコ記念館/トルコ軍艦遭難慰霊碑
1890年にトルコ皇帝の特使を乗せた軍艦エルトゥールル号が紀伊大島沖で台風により遭難した事故の際に、地元住民の懸命な救助活動により69名の命が助かった事がきっかけで、日本とトルコの友好関係に発展した事を記念して紀伊大島に建てられた記念館で、館内ではエルトゥールル号の模型や遺品など、貴重な資料が展示されています。
トルコ記念館から樫野埼灯台へ向かう途中に、トルコ軍艦遭難慰霊碑が建てられています。
日米修交記念館より車で約5分、専用駐車場より徒歩で約5分です。
樫野埼灯台
1870年に点灯され現在も現役で活躍している石造りの灯台です。石造りの灯台としては、日本最古の灯台です。
先に紹介したエルトゥールル号の遭難事故は、この灯台の下の岩礁で起きました。
トルコ記念館より遊歩道を歩いて5~10分程です。