「実はダウンタウンはテレ朝に“出禁状態”なんて話があるんです。松本自身が19年3月の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で『テレ朝出禁なので』とネタにしており、本人いわく、吉本の上層部がテレ朝サイドと揉めた際、『ダウンタウン出せへんぞ』と強気に出たところ、『いらへんわ』と言われてしまったとのこと。このように、テレ朝はある時期から松本と仕事をしていないとあって、性加害疑惑報道を取り上げやすかったのではないか……とみられているんです」(同)

 なお松本は、テレ朝系で放送されている『M-1グランプリ』の決勝戦で長年審査員を務めているが、「あれは制作が朝日放送テレビ(ABCテレビ)なので、テレ朝発の番組とはいえない。ABCテレビとは良好な関係を築いているのでしょう」(同)という。

 吉本上層部とテレ朝の確執話がどこまで本当なのかはわからないが、少なくとも今回、テレ朝としては松本に“忖度の必要なし”と判断したのは間違いない。そろそろマスコミ関係者も正月休みに入るが、年明けに放たれるかもしれない「文春」の二の矢も気になるところ。この性加害疑惑は各メディアでどのように扱われるのだろうか。