世界へつながるドア、未来へつながるドアをイメージしているらしい。

福井県美浜町の浜辺で「どこでもドア」が置かれていました。

遅刻しそうな時、トイレを我慢している時、

「どこでもドアがあったらなぁ」

と人生の中で何度、思ったことか。

会食時、「どこでもドア」があったら何に使いたいかの話になったことがあります。

自分の会社の未来へ行ってみたいかなぁとおっしゃった方がいました。

「もし、ドアをあけたら、会社がなくなっていたら、つまり、倒産していたらどうすんだよ?今、やめる?」

と質問が出て、彼は唸っていました。

倒産するとわかっていても続けちゃうかもなぁと。

普段、分刻みで忙しく、まとまった休みが取れない方は、「旅」に行きたいとおっしゃいました。

「旅は移動の過程も含めて楽しいんじゃん!」

その場にいた全ての人から反論されます。

ただ、それはそれで、違う旅の楽しみ方ができるんじゃないですかねぇと申し上げました。

どこでもドアを使って一日で世界一周できたら、その日の地球全て味わえることになるのですから、面白いですよと。

2年ほど前、飛行機の乗り放題チケットで、2日で日本一周に近い旅をした時、これはこれで面白かったのです。

でも、あの旅は移動の過程が大きな楽しみの1つだったのかもしれないけれど。

ちなみに私にとっての「どこでもドア」は、深夜バス。

目が覚めて、カーテンの隙間から車窓をのぞき、雪景色の場所を目にした時、そう感じるんですよね。<text:イシコ>

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