5.資福寺

仙台のあじさい寺と言えば名の挙がる「資福寺」。入口に続く道路にまで色とりどりのあじさいが咲いており、またその種類も多様で小さなお寺ながら飽きることなく楽しめます。

開花シーズンに入ると多くの人が訪れますが、早朝は比較的人も少ないので、人混みを避けて鑑賞したり写真を撮影できます。また、敷地内では期間限定でお抹茶を楽しむこともできるので、合わせて訪れてみてくださいね。

6.東北大学植物園

東北大学植物園前庭

昭和33年に東北大学が研究と教育のために設立した自然植物園。モミ林をはじめ、園内の動植物には学術上貴重なものがたくさん存在することから1972年(昭和47年)、植物園としては日本で初めて天然記念物に指定されました。自然豊かな園内では、カモシカやリスに会えることも。なお12月から3月までは冬季休園です。

7.仙台市野草園

95,000㎡(東京ドーム約2個分)と広大な敷地で、東北地方に生える野草を植生している野草園。例年3月下旬〜11月末まで開園しており(野草館のみ12月28日~1月4日を除いて通年開館)、期間中は季節ごとに様々な草木や花々を鑑賞できます。

また萩の名所としても知られており、見頃を迎える9月中旬〜下旬にかけて毎年「萩まつり」も行われています。

8.仙台市歴史民俗資料館

宮城県内最古の擬洋風木造建築で、旧日本陸軍第二師団歩兵第四連隊兵舎、米軍駐留地、東北管区警察学校という歴史を歩んできました。昭和52年、榴岡(つつじがおか)公園の整備に伴い、ほとんどが解体されましたが、一部残ったものを移築し資料館として利用しています。

館内は、兵舎当時の様子を復元。戦時資料も展示されています。他には、仙台市の農村や町場のくらしがわかる衣服や道具なども見ることができます。

9.仙台文学館

台原森林公園に隣接して建つ仙台文学館は、島崎藤村、魯迅(ろじん)をはじめとする、仙台にゆかりのある文学者の作品や関連資料を収集、保存、展示している施設です。

展示には、井上ひさしや伊集院静(いじゅういん しずか)、伊坂幸太郎など、現代を代表する作家たちの名前も。4コマ漫画で名高い漫画家・いがらしみきおの展示もあり、文学を総合芸術ととらえている柔軟な姿勢が感じられます。