4. 熱海温泉
日本三大温泉のひとつに数えられる、静岡県熱海市にある有名な温泉地。1日で約2万4,000トンもの豊富な湧出量を誇り、泉質は肌あたりの優しい弱アルカリ性。熱海温泉は、山間の温泉地と比べると土地が開けていて、温泉街が大きいのが特徴。相模湾に面するホテルや旅館のほか、山腹に立地する宿泊施設など、あわせて110軒強の宿泊施設が揃っています。
気候が温暖な熱海と言えども、冬は強風が吹くことも多いため、観光で冷えたときは温泉につかってゆっくり過ごすのも、冬ならではの楽しみ方です。
また熱海温泉周辺で食べ歩きをしたいなら、熱海駅前に広がっている「平和通り商店街」と「仲見世通り商店街」という2つの商店街をチェックしましょう。昔ながらの雰囲気がただよう商店街には、干物や海産物のお店、温泉まんじゅう、スイーツ店、パン屋さんなど、食べ歩きにぴったりのお店が集まっていて、熱海観光では外せないスポットですよ。
5. 熱海海上花火大会
1952年(昭和27年)に、災害に見舞われた町の復興として花火を打ち上げたのがはじまり。一年を通して10回以上開催されており、冬も数回の打ち上げが行われます(2023年は12月に2回、2月に2回開催予定)。3方向を山に囲まれている地形のため、打ち上げの音もダイナミックに響きわたり、エリアによっては体に響くような大迫力の花火を体感できます。
約5,000発打ち上がる花火の、最後を飾る大空中ナイアガラは圧巻!冬は空気が澄んでいて、とくに花火の美しさを堪能できますよ。花火鑑賞ができる宿は早めに予約をするのがおすすめです。
6. 糸川遊歩道
熱海の中心部を流れる糸川は、川沿いが遊歩道として整備されていて絶好の散策スポット。こちらの川沿いには日本で最も早咲きと言われる「あたみ桜」が約60本植えられており、冬にお花見が楽しめることでも有名です。
見頃を迎えるのは、例年1月上旬から2月上旬。開花の時期にあわせて「あたみ桜糸川まつり」も開催され、期間中はライトアップなども楽しめます。
遊歩道沿いにはベンチがあったり、周辺には飲食店も立ち並んでいたりと、熱海散策も楽しめるので冬の観光にもぴったりですよ。