5.北海道坂本龍馬記念館
北海道(蝦夷地)を開拓しようとした坂本龍馬の軌跡をめぐる博物館。龍馬自身は北海道に足を踏み入れることはありませんでしたが、その情熱は甥に受け継がれ今の北海道の礎を作ったことから、龍馬に関する資料が集められています。館内では映像やアニメなどを使って、龍馬と北海道の関係を分かりやすく解説しています。
6.箱館高田屋嘉兵衛資料館
函館発展の恩人と称されている高田屋嘉兵衛の功績を学べる資料館。1903年(明治36年)に建造された1号館と、1923年(大正12年)に建造された2号館の2棟から構成されています。
1号館には、高田屋の半纏(はんてん)や、嘉兵衛が箱館に初来航したときの北前船・辰悦丸の復元模型、1799年(寛政11年)当時の函館を描いた巨大な絵図やコンブを採取する道具などが展示されています。また2号館では、羅針盤や船額、船箪笥や炊事道具といった、北前船で使われていた日用品などが展示されています。
7.函館市電 駒場車庫
函館を訪れたら必ず乗るであろう函館市電。その函館市電唯一の車両基地が、駒場車庫です。函館市電は1両ごとに違う車体広告が施されており、カラフルな電車が行ったり来たりするのを眺めているだけで、あっという間に時間が経ってしまいそう。またここは整備工場も兼ねており、例年7月に行われる「路面電車感謝祭」では、内部の様子を見学することができます。
8.市立函館博物館郷土資料館
明治13年(1880年)、「金森洋物店」として建てられた和洋折衷の建物を利用してオープンした資料館。末広町の路面電車通り沿いにある穴場スポットです。「明治・函館のハイカラ文化」をテーマに、明治時代の郷土風俗資料を約200点ほど展示しています。
9.相馬株式会社社屋
基坂と電車通りの交差点に建ち、目の前をレトロな路面電車が走る、相馬株式会社社屋。大正2年(1913年)に建てられたルネッサンス様式の洋館です。綺麗なミントグリーンをしたハイカラなこの洋館、ぜひ内部を見学したいところですが、現在も会社として使用されており、外観のみの見学となります。しかし随所にみられる装飾が素晴らしく、じっくりと見ておきたいスポットです。