温泉だけでなくイルミネーションも楽しめる「草津温泉」や、氷上でのワカサギ釣りに挑戦できる「榛名湖」、湖と可憐なロウバイの景色が堪能できる「梅田湖ロウバイパーク」など、冬の群馬旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。
1. 草津温泉
日本の風情ある温泉街の代表とも言える草津温泉は、観光地として人気がありつつも地元の人とアットホームな交流も楽しめる温泉街です。毎分4,000リットルもの温泉が噴き出す「湯畑」が草津温泉のシンボル。この「湯畑」を中心に、旅館やお土産店、カフェが並び、瓦を敷き詰めた情緒ある通りも存在します。
草津温泉には18の共同浴場に、日帰りで楽しめる温泉施設も複数あります。また草津名物「湯もみショー」も見学できエンターテイメント性も抜群で、寒い冬の観光にもぴったりです。
また、例年冬の11月下旬から2月中旬の期間は17時から23時まで、湯畑周辺で「湯畑ツリー&イルミネーション」を開催!約13mのクリスマスツリーに約33,000個の電飾が施されており、湯けむりとイルミネーションのコラボが楽しめますよ。
2. 桜山公園
首都圏から群馬にアクセスする際に、その入口となる藤岡市。市内の標高591mという山間の地に桜山公園があります。群馬県のご当地かるた「上毛かるた」にも「三波石と共に名高い冬桜」と読まれることでも知られ、昭和12年4月に国の名勝に指定されました。
紅葉のライトアップも観光客に人気ですが、冬桜が咲くことでも有名です。日露戦争で日本が勝利したことを記念して、当時の住民が冬桜を植えたことが始まりで、国の天然記念物に指定されています。11月中旬ごろから園内の約7,000本の冬桜が咲きはじめ、12月中旬まで見頃が続きます。
3. 吹割の滝
国の天然記念物に指定されており、東洋のナイアガラと言われるほど美しい滝。高さ7m、幅30mにもおよびます。滝が巨大な岩を吹き割ったように見える独特の形状から「吹割の滝」と名づけられました。
通年で人気のある観光スポットですが、冬の景色の美しさもまたひとしお。冬季は例年12月中旬ごろ~翌年3月下旬ごろまで、積雪や凍結の恐れがあるため遊歩道が閉鎖されていますが、伽羅苑の向かいにある展望台「六角堂」から滝を眺めることができます。
夏の木々に葉が生い茂る時期には、この六角堂からは滝を見ることができませんが、冬に葉が枯れることで幻想的な滝の姿が現れる展望台です。足元に十分注意しつつ、冬ならではの眺望を楽しんでくださいね。