12. 新穂高温泉

「奥飛騨温泉郷」の中で、最奥地に当たる「新穂高温泉」。北アルプスが目の前にそびえ立つ雄大な自然の中にあり、アルプスに挑む登山家の玄関口にもなっています。蒲田川沿いにある温泉宿には、大きな露天風呂があり、湯につかりながら雪をまとった北アルプスの絶景を眺められます。

photo by ともみさん

新穂高温泉に訪れたなら、「新穂高ロープウェイ」を利用して冬ならではの観光を楽しむのがおすすめ。ロープウェイでの空中散歩中には、北アルプスの雄大な山々の雪景色を楽しむことができます。

またロープウェイの最終地点・西穂高駅にある展望デッキは、槍ヶ岳を始めとする北アルプスの山々を一望できる最高のビュースポット!雪が積もった姿は、夏山とはちがった迫力がありますよ。

展望台には、年間通して集配が行われるポストとしては日本最高所に当たる「やまびこポスト」が設置されています。ロープウェイ駅で木を使った「はが木」が販売されているので、旅の記念に購入してやまびこポストから投函してみては。

13. 高山の古い町並み

高山の名の始まりは、金森長近が豊臣秀吉の命によって、飛騨を鎮定、領主となったことに遡ります。約15年かけて築き上げた城を高山城と名付け、武士や町人の居住地域として城下町にしました。城下町の中心として発展した高山の上町、下町を「古い町並み」と呼んでおり、特に、上三乃町、上二乃町、上一乃町は「さんまち通り」と呼ばれ、高山の定番スポットとなっています。

家々に雪が降りつもる冬は、いっそう風情ある街並みになるので観光にもおすすめ。さらに12月1日から3月上旬までは、「冬の飛騨高山ライトアップ」と題して宮川中橋がライトアップされ、冬ならではの景色が楽しめますよ。

14. 国営木曽三川公園

愛知県、岐阜県、三重県にわたる日本最大の国営公園。園内には13ヶ所の公園があり、各所で四季折々の花を楽しむことができます。

園内の木曽三川公園センターでは、2月中旬に見頃をむかえるという珍しいアイスチューリップが、14品種・7,500球も栽培されており冬の観光にもぴったり。このほか例年12月上旬から下旬まで、「冬の光物語」と題した幻想的なイルミネーションイベントも開催されますよ。