8. 岐阜城

photo by そそそそさん

ロープウェーの駅から坂道や石段を8分ほど登ってたどり着ける「岐阜城」。かつて斎藤道三公や織田信長の居城でもあったところです。現在の天守は1956年(昭和31年)に落成したもので、2006年には日本100名城の一つに選出されました。

photo by Cちゃんさん

岐阜城は、日本にある城郭の中でも標高329mと有数の高さを誇るため、そこからの眺めもまた格別!冬は空気が澄んでいるのでとくに眺めが良く、眼下には市街地や長良川、東には恵那山や木曽御岳山、北には乗鞍や日本アルプスと、雄大な景色が見渡せます。

photo by TAKINEEさん

岐阜城へは、金華山ロープウェーを利用してアクセスが可能。わずか4分ほどで山頂まで行くことができますが、冬の雪景色を堪能しながらの空中散歩も見どころですよ。

9. ぎふ灯り物語 2024

岐阜公園、正法寺などを舞台に行われる明かりイベント。例年1月下旬の1週間ほどの開催で、国の伝統的工芸品である「岐阜和傘」や「岐阜提灯」などを使った、岐阜ならではのライトアップが楽しめます。岐阜公園ではプロジェクションマッピングなども見られ、伝統工芸品と最新技術のコラボにも注目です!

10. 付知峡

木曽川の支流にあり、透き通った清流がとても美しい渓谷です。渓谷沿いには散策路があり、不動滝や観音滝、仙樽の滝など、滝と美しい水の風景を楽しみながら散策を満喫できるスポット。秋には紅葉の名所として親しまれていますが、冬になると白銀の世界に包まれ、また違った自然の雄大さが感じられます。

気温が低くなる1月くらいには、凍った滝とエメラルドグリーンの滝つぼという、冬ならではの景色も楽しめます。遊歩道は凍結している場合もあるため、必ずスノーブーツで散策し、足元の状況がよくない場合は無理に進まないようにしましょう。

11. 飛騨大鍾乳洞

photo by akiponさん

日本全国に約80あると言われる観光鍾乳洞のなかでも、標高900mと日本一高い場所にあります。全長は800mにおよび、洞内は平均気温が12度と夏は涼しく、冬は暖かく感じられます。ヘリクタイトという珍しい曲がり鍾乳石は、国内の観光鍾乳洞のなかでも最も多くを見ることができ、また鍾乳石の色彩の美しさでも知られています。

また1月上旬~3月上旬には、鍾乳洞の出口から駐車場までにかけて、厳冬を活かした「氷の渓谷」も登場!さらに2月からは期間限定でライトアップを行っており、カラフルにライトアップされた様子も楽しめます。