迫力ある氷瀑が見られる「平湯大滝」や、雪景色も絵になる「白川郷合掌造り集落」、北アルプスの雄大な山々を望む「新穂高温泉」など、冬の岐阜旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。
1. 平湯大滝
アルプスから流れる豊富な水が、落差64m・幅約6mの巨大な滝となって流れ落ちる平湯大滝。奥飛騨の観光名所で、水量豊かで迫力ある滝も見ごたえがありますが、寒さの厳しい冬になると普段の姿から一転。滝全体が凍り、巨大な氷瀑となります。
12月下旬頃から徐々に凍りはじめ、2月の厳冬期に氷瀑となりますが、通常の流れ落ちる滝とはまた別次元の美しさ。毎年2月には、凍った滝がライトアップされる「平湯大滝結氷まつり」が開催され、白銀の滝が美しく照らされる光景も堪能できますよ。
また、平湯大滝から車で5分程の場所には「平湯温泉」があり、大小様々な温泉宿が20軒以上建ち並んでいます。豊かな自然の中で、冬ならではの氷瀑と温泉をあわせて楽しめますよ。
2. 飛騨民俗村・飛騨の里
飛騨高山の中心から少し離れた場所に広がる、野外博物館。江戸時代に建てられた合掌造りの古民家などを移築・復元し、昔ながらの飛騨の農村の暮らしが体験できます。さるぼぼ作りや小糸焼きの絵付けなどの工芸体験のほか、季節ごとにイベントも開催しています。
とくに冬の旅行であれば、12月下旬のライトアップが人気！和の風情がある、ちょっと変わったライトアップが楽しめますよ。
3. 下呂温泉
下呂大橋を中心に飛騨川沿いに旅館や飲食店などが集まる、日本を代表する温泉郷のひとつ。泉質は「アルカリ性単純泉」で、ツルツルしたなめらかな肌触りが特徴です。運動器障害、リウマチ、神経麻痺、疲労回復などに効果があるとされています。
冬は温泉だけでも嬉しいですが、下呂温泉はイベントも盛りだくさん！12月の毎週土曜日は「下呂温泉花火ミュージカル冬公演」、1月から3月までの毎週土曜日は「冬の下呂温泉 花火物語」と題して多彩な花火が打ち上げられます。
中でも12月24日は、しらさぎ緑地公園の桜の木を約2万球のLEDで装飾したイルミネーションイベントがあるほか、花火も特別公演になるので狙い目ですよ！
