絶景サイクリングが楽しめる「しまなみ海道」や、広島の夜を彩る「ひろしまドリミネーション」、12月上旬まで紅葉も楽しめる「縮景園」など、冬の広島旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。
1. しまなみ海道
広島県尾道市から愛媛県今治市までの瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の島々を、全長約60kmの橋で結んだ道路。道路の正式名称は西瀬戸自動車道といいますが、瀬戸内しまなみ海道の愛称で多くの人々に親しまれています。
広島県の尾道市から、因島(いんのしま)、生口島(いくちじま)、大三島、伯方島(はかたじま)、大島と連なり、愛媛県の今治市へと続きます。生口島にある“未来心の丘”がSNSで話題の「耕三寺博物館」や、大三島にあるパワースポット「大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)」など、観光スポットも豊富です。
また瀬戸内しまなみ海道は、広島・愛媛両県により、自転車用道路の整備が進められてきました。レンタサイクルターミナルや、自転車&歩行者専用レーン、推薦ルートの道標の青いラインが道路に引いてあるなど、サポートが充実しています。
冬は観光客も少なく、のんびり楽しめますよ。ただし冬の時期は、今治から尾道に向けて強風が吹くこともあるため、初心者は今治から尾道を目指すコースにするのがおすすめ。レンタサイクルの乗り捨てのプランを利用して、一部区間のみをサイクリングすることもできるので、冬旅行では絶景サイクリングに挑戦してみてくださいね。
2. 平山郁夫美術館
尾道市瀬戸田町で生まれ育った画家・平山郁夫氏の作品を展示する美術館。瀬戸内の豊かな風土に育まれた感性は、幼少年期や青年期の作品にも見て取ることができます。美術館にはティーラウンジやミュージアムショップも併設しており、ショップでは作品のレプリカなどが販売されています。
また自慢の庭園は、来館者だけが館内から眺められる特別なデザイン。寒い時期でも天候を気にせず風景を楽しめますよ。ひょうたん島を中央に、瀬戸内海の風景を表しているので、ぜひチェックしてみて。