映画の舞台にもなった、パーク ハイアット 東京のシグネチャーレストラン「ニューヨーク グリル」でいただける、前菜とデザートがブッフェスタイルのホリデーランチメニューをご紹介します。
「ニューヨーク グリル」とは?
新宿の5つ星ホテル「パーク ハイアット 東京」最上階(52階)に位置するダイニングバー「ニューヨーク グリル」。世界中の味覚が集うニューヨークをテーマに、グリル料理をはじめ、独創的な料理を楽しめるレストランです。映画『ロスト・イン・トランスレーション』の舞台としても知られており、世界中から人々が訪れる、東京を代表する夜景の綺麗なレストランとしても有名です。
ニューヨークグリルへは、パークハイアット東京の2Fでクロークに上着や大きな荷物を預けてから、エレベーターで41階へ。レストランの「ピークラウンジ&バー」や「ジランドール」を通りすぎて、さらに奥へ向かうとお洒落なライブラリーがあり、その先にニューヨークグリルがある52階への直行エレベーターがあります。
52階に到着しエレベーターの扉が開くと、目の前には東京の絶景が広がります!
スタッフさんに案内され、店内へ進んでいくと、開放感ある高い天井とNYをテーマにイタリアの画家によって描かれた、鮮やかな壁画が飾られたダイニングエリアが!
ランチの方がディナーよりも、お値段的にカジュアルに訪問しやすいので、初めて訪問される方や、大切な記念日に家族や友人と特別な時間を過ごしたい方にはランチの訪問がおすすめです。
ニューヨークグリル ホリデーランチメニューのご紹介
ランチコースは1種類で、乾杯用のグラスシャンパンが一杯付き、前菜とデザートが食べ放題のブッフェスタイルで、メインディッシュのチョイスで値段が変わるコースになっています。
ニューヨークグリルと言えばステーキが美味しいと定評があるので、追加料金が800円ほどかかりますが「国産牛サーロインのグリル」をチョイスするのがおすすめです。他にも、豚肉のグリル、パスタやフライドポテトなど、ブッフェにはないメニューからお好きな1品を選べます。
【価格】税込10,450円 ※税込料金に別途サービス料(15%)が加算されます。
ニューヨークグリルでまず感動する美味しさは、シャンパンと共にサーブされる、湯気が出る程の温かい「サワードゥブレッド」。外はパリっと中はしっとりで、ミルキーなホイップバターもたっぷりつけて、何個でも食べれてしまう美味しさ。パンのお代わりもできますが、食べ過ぎてしまうと、デザートを食べる時にはお腹がいっぱいになってしまうのでご注意くださいね。
① お好きな前菜をブッフェから
ブッフェコーナーには、片面にスモークサーモンやシュリンプマリネ、グリル野菜など12種類ほどの前菜が並び、もう片面にはチーズコーナーがあり、フレッシュフルーツやタルト、ケーキなど12種類のデザートが並んでいます。
前菜で特におすすめなのは、チーズコーナーにある、北海道産菩提樹はちみつをたっぷりかけていただく「自家製ベイクドリコッタチーズ」。今まで食べたことのないフワッとした食感の、温かいチーズ料理で、シャンパンによく合う上品な味わいですので、ぜひお試しを!
オリエンタルな味付けのチリソースが美味しい「シュリンプマリネ」はプリプリで、とびっこのドレッシングで食べる「サーモンマリネ」は口の中でとろけます!コリアンダーがきいたソースで食べる「鰹のペッパークラスト(カツオのたたき)」も絶品ですよ。
前菜は、つい欲張って色々プレートに盛り付けてしまうと、何を食べているのかわからなくなるので、3回くらいに分けて1皿に4~5種類を綺麗に盛り付けると、写真映えも良く、何を食べているのかがわかって良いかと思います。
しばらくすると、スタッフさんからメインディッシュの提供のタイミングについて、前菜はもう終了かどうかを尋ねられるので、前菜をまだ食べたい場合は、遠慮なくスタッフさんに告げてくださいね。
②選べるメインディッシュ
前菜を食べ終わると、温かいメインディッシュが運ばれてきます。
筆者は二人での訪問だったので、「国産牛サーロインのグリル マッシュドポテトと、グリーンアスパラガス ガーリックチップス ビーフジュ 」と、「本日の鮮魚のグリル ベルペッパーペペロナータ ブロッコリーニのグリル、パングラッタート サフランバターソース」をオーダーし二人でシェアしていただきました。
サーロインステーキは、追加料金を払うだけあって、噛んだ瞬間に溢れ出る肉汁がたまらない感じ。付け合わせのマッシュドポテトもクリーミーであっという間に完食。
お魚は真鯛のグリルを頂きましたが、身が厚く香ばしくグリルされしっかりした味付け。玉葱のソテーやサフランバターソースとも相性が良く、大満足の一品でした。
③お好きなデザートをブッフェから
メイン料理を食べ終わると、スタッフさんに案内されてラウンジ席に移動。生演奏を聴きながらデザートとコーヒーまたは紅茶を頂きます。
筆者は、お祝いのデザート予約をしていたので、移動先の席にはキャンドルに火がついたデザートが用意されていました。お祝いのデザートは無料で、ブッフェにはないアイスクリームが2種類いただけるのでお得な気持ちになれますよ♪
ケーキやタルトなどのデザートは、甘さ控えめのものが多い印象で食べやすいです。特に美味しかったのは「苺とバニラのウィーン風ケーキ」と「ピーカンタルト」。お腹がいっぱいな方は、さっぱりしたソルベがおすすめ。真っ赤なストロベリーも甘くてフレッシュなので、大量にプレートにのせている人が多かったです。
デザートと一緒にいただくドリンクは、コーヒーか紅茶を選べますが、筆者は前菜を食べ過ぎてしまったせいか、ポットの紅茶は全部飲めず、デザートもほんの少し残してしまったことが心残り。周辺を見渡すと、デザートを食べた後に前菜ブッフェに再トライする人も多数いたので、お腹に余裕がある方は是非トライしてみてください♪