7.正寿院(京都)
約800年前に創建された正寿院は、高野山真言宗に属するお寺です。本堂には、50年に1度だけのご開扉と言われている秘仏「十一面観音」が祀られています。
2015年に完成した客殿には、災いを除いて福を招くとされる「猪目(いのめ)」のハート形に抜かれた窓があり、幸福を招くフォトスポットとして人気を集めています。その他にもカラフルな花天井画や地蔵堂の色とりどりの組み紐、そして夏の風鈴祭りなど可愛いポイントがいっぱい!ご利益は無病息災、開運招福などだそう。
8.西芳寺(京都)
通称 ”苔寺” として親しまれている西芳寺は、世界遺産『古都京都の文化財』を構成する資産のひとつ。約30,000㎡(野球のグラウンド3つ分程度)の広さの庭園を緑の絨毯のように覆いつくす苔がとても美しく、その苔の種類は120種類ほどにもなると言われています。
苔寺の庭園は禅宗庭園の様式で上下に分かれ、枯山水と池を囲む回遊式庭園から成っています。ゆっくり散策すると1時間はかかるでしょう。特に紅葉の時期には苔の緑と紅葉の赤がつくりだす景色にうっとり。苔寺での紅葉の見ごろは例年11月下旬頃です。
なお参拝は事前申込制で、公式サイトから申し込むか、あるいは往復はがきによる申し込みも可能です。拝観料は通常のお寺よりも高くなっていますが、写経体験も含まれており、何より、人ごみに邪魔をされず自分のペースで心ゆくまで苔と、秋には紅葉を満喫できます。
9.葛城一言主神社(奈良)
「願い事を一言で願ったら、何でも叶えてあげよう」そう聞いたら絶対に訪れたくなりますよね。奈良県御所市にある「葛城一言主(かつらぎ ひとことぬし)神社」は、全国にある一言主神社の総本社。地元の方々から、何でも叶えてくれる「いちごんさん」として親しまれるとってもパワフルな神社です。
また、その神さまが鎮座する葛城山は、日本最古の修験道の霊場としても有名です。