8. 仙台城跡

photo by よこえりさん

別名「青葉城」とも呼ばれる仙台城は、標高約130mの位置にあり、仙台市内を一望できる絶景スポット。城はすでに焼失しているものの、復元された大手門脇櫓と石垣が当時の城の面影を今に伝えています。展望広場には伊達政宗の騎馬像が建立されていて、記念撮影にもぴったり。冬は寒さはあるものの、空気が澄んでいるのでより遠くまで景色が見渡せるのも魅力です。

9. 定義とうふ店

仙台市街から車で約50分の場所にある、極楽山西方寺の参道沿いにある老舗の豆腐専門店。こちらでは、参拝者のほとんどが味わうといわれる「三角あぶらげ」が名物になっていて、マスコミなどでもたびたび取り上げられています。

厚さ約3センチ、手のひらサイズの大きな三角あぶらげは、店頭で揚げたてをいただくことができます。二度揚げされていて、表面はカリッと、中はフワッとした食感が魅力。冬はとくに、この揚げたてアツアツがたまりません!お好みで醤油や七味をかけて味わってくださいね。

10. AER展望テラス

photo by ぽぽい子さん

AERは仙台駅西口にあるビルで、仙台駅西口から続くペデストリアンデッキを歩くこと2分、PARCOのちょうど裏手にあります。展望テラスは最上階の31階にあり、北側と南側の2カ所を無料で開放。仙台市街が一望できるスポットとして知られ、夜景を見に訪れる人も多いです。

冬は空気が澄んでいて遠くまで見渡すことができる上、一面が銀世界の美しい雪景色も眺められるので、とくにおすすめ。1階から4階までは商業施設が入っており、買い物も楽しめます。

11. 輪王寺

輪王寺は、伊達家の禅尼の所願により嘉吉元年(1441年)に開山、創建し、金剛寳山輪王禅寺を賜った、伊達家ゆかりの寺社です。その後、伊達家の居城の遷移に従い各地を転々とし、慶長7年(1602年)に仙台に移り現在の地に至ります。

当時から和尚が庭園の建設にも意を注ぎ、庭園、梵鐘(ぼんしょう)、位牌堂、坐禅堂、開山堂が徐々に出来上がり、今では東北有数の名園となっています。参道を含めて、敷地内には四季折々で楽しめる木や花々が生えており、時期によって違う姿を見せ、訪れる人を楽しませてくれます。

秋の紅葉なども有名ですが、雪吊りが施され冬支度をした日本庭園も風情があり、冬の観光もおすすめ。さらに冬本番になれば雪化粧をした日本庭園となり、静けさと美しさを感じる仙台の冬ならではの景色が楽しめますよ。