8.東天王 岡崎神社
左京区にある「岡崎神社」は正式名称を東天王岡崎神社と言い、”子授け”、”安産”、”縁結び”にご利益がある神社です。この神社の大きな特徴がウサギ。昔この辺りは野うさぎの生息地であったため、古くから氏神様の神使いと伝えられています。
狛犬ならぬ狛兎や、招き猫ならぬ招き兎、そしてウサギが描かれた提灯など、境内の至るところにウサギを見つけることができ、その可愛らしさから女性に密かな人気を集めています。
おみくじも、もちろんウサギです。可愛らしい陶器のウサギのなかにおみくじが入っており、陶器のウサギがたくさん並べられている場所も発見!そしてウサギのお守りも充実していますよ。
9.車折神社
昔から芸能の神様として有名で、芸能人もお忍びでやってくる神社。境内には芸能神社があり、赤い玉垣には芸能人の名前がたくさん書かれているので、名前を探すのも楽しいですね。
そして見どころのひとつが本殿横の「清めの社」。悪運や悪縁を払うパワーがあると言われ、さまざまなメディアにも取り上げられています。
また神主さんがお祓いした石が入ったお守り「祈念神石」を持って本殿でお参りすると願いが叶いやすいとの言い伝えがあり、特に金運、恋愛運アップに効果的と言われています。
10.泉涌寺
皇室にゆかりが深く「御寺(みてら)」ともよばれる泉湧寺は、春は新緑、秋は紅葉スポットとしても人気です。
境内には、絶世の美女とも言われる楊貴妃をかたどった「楊貴妃観音像」が安置されています。特に女性からの信仰があつく、「良縁」や「美人祈願」「安産」などの願いを叶えてくれると言われています。絶世の美女の恩恵をぜひ受けてみてください。
11.西芳寺
通称 ”苔寺” として親しまれている西芳寺は、世界遺産『古都京都の文化財』を構成する資産のひとつ。約30,000㎡(野球のグラウンド3つ分程度)の広さの庭園を緑の絨毯のように覆いつくす苔がとても美しく、その苔の種類は120種類ほどにもなると言われています。
苔寺の庭園は禅宗庭園の様式で上下に分かれ、枯山水と池を囲む回遊式庭園から成っています。ゆっくり散策すると1時間はかかるでしょう。特に紅葉の時期には苔の緑と紅葉の赤がつくりだす景色にうっとり。苔寺での紅葉の見ごろは例年11月下旬頃です。
なお参拝は事前申込制で、公式サイトから申し込むか、あるいは往復はがきによる申し込みも可能です。拝観料は通常のお寺よりも高くなっていますが、写経体験も含まれており、何より、人ごみに邪魔をされず心ゆくまで苔と、秋には紅葉を満喫できます。