金沢の市場といえば近江町市場が有名ですが、金沢駅から車で約15分ほどいくと港に隣接した「金沢港いきいき魚市」があり、こちらでも新鮮な魚介を購入することができます。今回は、金沢港いきいき魚市のおすすめ品と、周辺の観光スポットをご紹介します。
金沢港いきいき魚市とは⁉
「金沢港いきいき魚市」は、金沢港に隣接した市場です。小規模の市場ですが、施設には6店舗はいっていて、金沢港をはじめ近郊でとれた新鮮な魚介がお手頃な価格で販売されている他、立ち食い鮨「優勝」が入っています。営業時間は朝9時(立ち食い鮨 優勝は、10時)からとなっています。
施設内には、イートインスペースもあり、その場でいただくことも可能です。イートインスペースには、自動販売機がある他、手を洗う所もあります。また、無料のお手拭きも置いてありますよ。
いきいき魚市へ車でアクセスする場合、JR金沢駅港口から約15分、兼六園から約30分で行くことができます。市内からも比較的近いのもうれしいポイントですね。バスで行く場合は、北陸鉄道バス・金沢駅西口6番乗り場から「金沢港クルーズターミナル行」を利用し、終点で下車、徒歩約3分で行くことができます。
Point!
いきいき魚市を訪れるなら、朝一がおすすめ‼新鮮な魚介をもとめて地元の方をはじめ、観光客も訪れるスポットなので、午後には品薄になることも!いろいろ見て回るなら朝一番がいいですよ◎
金沢港いきいき魚市のおすすめ品
いきいき魚市では海鮮はもちろん、干物や塩辛なども販売しています。今回は、施設内でいただける品とお土産にもいい商品をご紹介‼
圧倒的人気は蟹‼
やはり蟹が人気ですが、その中でも、特に人気の「加能ガニ」や「香箱ガニ」は、11月の蟹初売りで店頭にずらりと並びます。加能ガニの販売は11月~3月、香箱ガニは11月~12月と限られたシーズンしか手に入りませんが、その他の蟹や新鮮な魚介が手に入ります。
今回筆者は「新田商店」の「紅ズワイ蟹(1杯2,000円)」を市場内でいただきました。1本足がないですが、2,000円で大きな蟹がいただけるなんてとても嬉しいですよね?ちなみに、もうワンサイズ小さい紅ズワイ蟹は1,500円で販売されていました。身がしっかりしていて蟹の味も濃く、蟹みそもたっぷり入っていて、とても美味しかったです。
新田商店では、自分でハサミを使いいただくスタイルですが、店舗によっては、食べやすく提供しているお店もあるので、お店の方に聞いてみるのもいいかもしれません。
また、金沢おでんとしてもよく提供される「香箱ガニ(1杯1,000円)」も自宅用として「金沢上島商店」で購入しました。蟹みそや内子がしっかりあり、絶品でした。ただ、小ぶりなので、少々いただくのが大変ですが、お店の方いわく、足の身は切って、めん棒などで押しだすと綺麗に身がでるとのことです。
Point‼
通常11月6日が蟹の解禁日で、7日に初売りですが、筆者が訪れた2023年はシケにより、11月10日からの初売りになりました。海の状況で手に入りづらい場合もあるので、加能ガニや香箱ガニをいただきたい方は、事前にホームページを確認していくといいかもしれません。
お土産には珍味がおすすめ♪
お土産に珍味はいかがでしょうか?「海道屋」では、種類豊富な珍味が販売されています。今回筆者は贈り物用として、「エビの塩辛(小1,200円)」と「のどぐろ干物(1枚2,600円)」を購入しました。干物は、のどぐろの他、ホッケ、カレイなどそろっていましたよ。
生ものだと日持ちがしないのですが、塩辛や干物でしたら、あるていど持つので、お土産にはいいのではないでしょうか?ちなみにエビの塩辛は冷凍もできるそうなので、是非店頭でみてみてください。