12. タウシュベツ川橋梁
旧国鉄時代の士幌線コンクリートアーチ橋の1つで、北海道遺産にも選ばれているタウシュベツ川橋梁(きょうりょう)。こちらの橋は、糠平(ぬかびら)湖に川が流れ込んでいる場所に建っていて、湖の水位によって姿を現したり完全に水没したりすることから「幻の橋」とも呼ばれています。
ダムに水の少ない1月頃には凍り付いた湖の上に姿を現し、スノーシューで凍った糠平湖上を歩いて間近まで行って見ることができるので、冬の観光には特にオススメ!ツアーなども開催されているので、ぜひ青空と雪のコントラストのなかに佇む美しい姿を、近くで見てみてくださいね。
13. 十勝牧場の白樺並木
音更町に位置し、町の美林にも指定されている白樺並木。「十勝牧場」の敷地内にある約1.3kmの並木道で、数々のドラマや映画などでもロケ地として選ばれている景勝地です。どの季節にも美しい並木道を見ることができますが、冬の雪景色はとてもロマンチック。雪深い地域だからこそみられる景色なので、ぜひ冬に訪れてみてくださいね。
14. 洞爺湖温泉
国内で3番目に大きなカルデラ湖で、観光スポットとしても人気の洞爺湖。コバルトブルーに輝く湖水が印象的で、南側の湖畔には温泉施設が20軒近く立ち並んで温泉街となっています。洞爺湖を望める露天風呂がある宿が多いというのが大きな魅力で、雪景色を見ながらゆっくり過ごしたい方にはぴったり。
温泉街には、ホテルや旅館、お土産屋さん、無料の手湯や足湯なども揃っています。また例年11月〜3月末頃までは「イルミネーショントンネル」を開催!北海道のほかの地域に比べると、比較的温暖な気候で雪も少なめではありますので、冬の旅行先としてもおすすめですよ。
15. 旭山動物園
”日本一環境が厳しい動物園”といわれ、一時は入場者減少に悩んでいましたが、野生に近い環境を作り出し、生き生きとした動物たちの姿を見せる「行動展示」で、現在は全国でも人気の動物園となりました。
冬の旭山動物園では、シロクマをはじめ、寒冷地生まれの動物たちが元気に動きまわります。なかでも人気があるのが、あざらしの特徴的な泳ぎ方を観察できる「円柱水槽」。好奇心旺盛なあざらしが円柱水槽の中を何度も行ったり来たり、来園者に興味をもって近づいてみたり、そんなかわいい姿を近くで観察できます。
そして冬の楽しみといえば「ペンギンのお散歩」。冬季の運動不足解消にと始まった「ペンギンの散歩」は、今では旭山動物園の冬の一大イベントになっています。