9. 阿寒湖
マリモが生息する湖としてよく知られている阿寒湖。阿寒湖に氷が張る12月〜3月の間のみ見られる景色が「フロストフラワー」です。氷面から昇華した水蒸気が凍って、まるで花のような結晶をつくる自然現象で、一面に広がる白い結晶はまさに絶景です。
フロストフラワーを見られるのは、マイナス15度前後以下で、風がほとんどない朝。通常は12月から1月にかけてしか見られないと言われていますが、阿寒湖では3月上旬ごろまで見ることができます。
10. 星野リゾート トマム
富良野の南にある勇払郡(ゆうふつぐん)占冠村(しむかっぷむら)に位置するトマムエリア。その大部分を占めるのが「星野リゾートトマム」で、冬はスキーとアクティビティが充実しているので、家族連れの冬の北海道旅行におすすめのリゾートです。
とくに注目なのが、例年12月上旬〜3月中旬までオープンする幻想的な氷の街「アイスヴィレッジ」。3.2ヘクタールの敷地に、11棟の氷や雪でできたドームが立ち並んでおり、「氷のBar」や「氷のホテル」、氷のスクリーンに映し出す「氷のシアター」などが登場。厳冬期はマイナス30度まで気温が下がるトマムだからこそ、より幻想的な氷の世界を体感できます。
ほかにも、雪上バギーツアーや大雪原スノーモービル、雪原そりパーク、冬空の乗馬体験などアクティビティも豊富で、敷地内で十分楽しむことができますよ!
11. 千歳・支笏湖氷濤まつり
千歳市の支笏湖で開催される「氷濤まつり」は、毎年1月末頃から2月下旬まで開催される冬のイベント。非常に透明度の高い支笏湖の湖水をスプリンクラーで噴射し、自然の造形美あふれる巨大な氷像を創りあげます。この氷像は光で青く見えることから「支笏湖ブルー」と呼ばれ、昼間も幻想的な姿を見せてくれます。
夜にはライトアップされた氷像の幻想的な姿が訪れる人をうっとりさせます。身長より高い天空回廊を渡ったり、氷のトンネルの中をくぐり抜けたり、氷の世界に自分が入り込むような感覚を味わうことができ、冬の観光にはぴったりです。