日本の冬の風物詩とも言える「さっぽろ雪まつり」や、情緒ある街並みが雪景色と合う「小樽運河」、流氷の観賞ができる「オホーツク海」など、冬の北海道旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。
1. さっぽろ雪まつり
毎年2月上旬頃、札幌で開催される人気イベントといえば「さっぽろ雪まつり」。もはや日本の冬の風物詩とも言えるイベントで、北海道のみならず日本全国、そして海外から200万人以上の人が訪れます。
迫力ある大雪像が楽しめる大通会場、氷の芸術が美しいすすきの会場、雪遊びができるつどーむ会場の3つの会場で開催され、もっとも来場者数の多い大通会場では約1.5kmにわたって雪と氷で創られたアートな作品たちが並び、その精巧さに感動せずにはいられません。
近年ではライトアップのみならず、雪像をスクリーンにしたプロジェクションマッピングを導入することにより、音と映像による幻想的な演出が人気を集めています。
すすきの会場では氷であることが信じられないほど精巧な、美しい氷の彫刻に目を奪われます。すすきのグルメを堪能した後に見学に行くのもおすすめですよ。
2. 小樽運河
全長1,140mの小樽運河に沿って、石造りの倉庫や歴史的な建物が点在する光景はなんとも趣きがあります。石畳の散策路も整備されており、深々と雪の積もる様が楽しめる冬も、訪れるのにおすすめの季節です。
散策を楽しんだ後は、北一硝子三号館内にある、167個の石油ランプが灯るノスタルジックなカフェ「北一ホール」で一休みするのもおすすめ。いつ訪れても素敵なカフェですが、とくに寒い冬の時期には、オレンジ色をした石油ランプの灯りに心がほっとするでしょう。
また例年2月中旬には、「小樽雪あかりの路」という冬の風物詩ともなっているイベントも開催。雪の中にキャンドルが灯されるイベントで、運河の水面にもキャンドルのあかりが浮かび、幻想的な雰囲気に包まれますよ。